- HOME
- コラム
- プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
- 米中間選挙の直前情勢、上院は共和党が優勢か
米中間選挙の直前情勢、上院は共和党が優勢か
トランプ流の中間選挙対策はいまのところ効果を上げている Leah Millis-REUTERS
<下院は民主党が優勢だが、上院では共和党が優勢......選挙戦がヒートアップするなかで民主党が左傾化して中道票が逃げている一面も>
アメリカの中間選挙が11月6日(火)に迫っています。現時点での直前の情勢ですが、下院(435議席全員改選)は民主党がやや優勢、その一方で焦点は、上院において共和党が過半数を維持するかどうかにかかっています。
この上院選ですが、上院の定数は100で、今回は3分の1の33が改選のはずですが、ミシシッピとミネソタでは補選が同時に行われるため、事実上は35が改選になります。残りの65は非改選で、全体を整理するとこうなっています。
▼民主党・・・非改選23、改選26
▼共和党・・・非改選42、改選9
ということで、今回の選挙についていえば民主党は26議席を守らなければならない一方で、共和党は9をベースに議席を積み上げる、つまり攻める側という構図になっています。これは、前々回の2006年の際に、イラク戦争の行き詰まりとハリケーン「カトリーナ」被災への対応失敗でブッシュ政権与党の共和党が大敗した影響が残っているからです。
現時点での情勢ですが、著名な政治サイトを見てみますと、
まず、「Real Clear Politics」では、
「民主党44、共和党50、トスアップ(僅差)6」
次いで、「Electoral Vote Predictor」では、
「民主党47、共和党52、タイ1」
という数字となっています。
注目される州ですが、一番僅差となっていて、この2つのサイトの双方から「僅差もしくはタイ」という判定になっているのがフロリダ州です。共和党は、民主党の現職ビル・ネルソン議員をかなり追い詰めたのですが、ハリケーン被災という事態を受けてトランプ大統領の災害被害者への冷たさが嫌われる中で、流れが変わったようです。
ロス山火事で崩壊の危機、どうなるアメリカの火災保険 2025.01.15
日鉄はUSスチール買収禁止に対して正々堂々、訴訟で勝負すればいい 2025.01.08
日本企業の国内軽視が招いた1人当たりGDPの凋落 2024.12.25
日産とホンダの経営統合と日本経済の空洞化を考える 2024.12.18
医療保険CEO銃殺事件が映すアメリカの現在 2024.12.11
二期目のトランプと「現実世界」を繋ぐのは誰か? 2024.12.04
日本とアメリカの現状否定票、その共通点と相違点 2024.11.27
-
港区 営業アシスタント「海外ネットワークを持つ外資系総合商社」フレックス/残業月10h/年休120日
コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド
- 東京都
- 年収500万円~550万円
- 正社員
-
一般事務/メーカー 残業なし/外資系企業/20-30代活躍中
株式会社スタッフサービス ミラエール
- 東京都
- 月給20万6,000円~
- 正社員
-
貿易事務/流通関連 駅チカ/外資系企業/20-30代活躍中
株式会社スタッフサービス ミラエール
- 東京都
- 月給20万6,000円~
- 正社員
-
経験5年必須/プリセールス/年商250億円企業/リモート可/外資系企業
SAI DIGITAL株式会社
- 東京都
- 年収400万円~750万円
- 正社員