プレスリリース

ヴィネクスポ・アジア、2025年はシンガポールにて開催!―充実したプログラムとともにさらなる成長へ―

2025年03月07日(金)10時00分
ヴィネクスポジウム(Vinexposium)グループは、ワイン&スピリッツの国際BtoB見本市「ヴィネクスポ・アジア 2025(Vinexpo Asia 2025)」を、今年再びシンガポールにて開催することを2025年2月3日に発表いたしました。2023年展の大成功により、このシンガポールという地はアジア太平洋市場へのゲートウェイとして確立されました。2025年展では、この業界が今日直面する課題に対応するための充実した様々なプログラムを業界関係者の皆様に提供します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/428685/LL_img_428685_1.png
Vinexpo Asia 2025 Visual

■東南アジアの成長拠点「シンガポール」
ワイン&スピリッツ業界の主要ビジネスイベントである「ヴィネクスポ・アジア 2025」は、2025年5月27日(火)~29日(木)に、シンガポールを象徴する会場「マリーナベイ・サンズ」にて開催予定です。当見本市には20ヵ国以上から1,100社の出展者が集結、また70ヵ国から11,000名の業界関係者が来場予定で、3日間にわたりビジネスの機会を皆様に提供します。

ヴィネクスポジウム・グループのCEO、ロドルフ・ラメイズ氏は次のようにコメントしています。
「世界のワイン&スピリッツ業界は、世界的な消費の減少という地経学的な課題に直面しています。このような状況下では、商機を逃さず活かすことが極めて重要となります。シンガポールは東南アジアにおけるビジネスの中心地であり、まさに成長の拠点です。2025年5月に開催されるヴィネクスポ・アジアは、このダイナミックな地域で業界のリーダーたちがつながり、ビジネスの繁栄をかけた重要なイベントとなるでしょう。」

シンガポールで開催される2025年のヴィネクスポ・アジアは、日本、韓国、中国などの成熟したワイン市場の関係者が集まるだけでなく、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシアなど今後の成長が期待される新興市場にも、ビジネスチャンスを提供します。

IWSR(アルコール飲料市場調査機関)の調査によると、アジア太平洋地域は世界のワイン輸入量の10%を占めており、2025年にはアルコール飲料の消費量が1.5%増加、RTD(Ready-to-Drink)市場においては5.9%の成長が見込まれています。特にシンガポール市場は成熟しつつもダイナミックで、2025年までにワイン市場は3%の成長が予測されています。2028年まで、ワインの年平均成長率(CAGR)は2.18%、スピリッツが3%と見込まれています。2024年には54のレストランがミシュランの星を獲得するなど、シンガポールのガストロノミーとワイン市場は、大きく成長し続けています。
シンガポールは、プレミアム以上のカテゴリーにおいてアジアで最も有利な市場であり、その市場シェアは数量ベースで60%を占めています。競争は激しいものの、シンガポールのワイン&スピリッツ市場は年々地歩を固めており、マーケティング戦略が特定のニーズに対応していれば、常に新製品を歓迎してくれます。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/428685/LL_img_428685_2.jpg
Vinexpo Asia 2023 の様子1
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/428685/LL_img_428685_3.jpg
Vinexpo Asia 2023 の様子2

■充実したプログラム内容
ヴィネクスポ・アジア 2025は、前回よりダイナミックで充実した展示会となる予定です。
2025年展では、フランス、イタリア、オーストラリアなどの上位3カ国をはじめ、スペイン、ニュージーランド、南アフリカ、メキシコ、イギリスなど、実に様々なワイン生産地から出展者を迎えます。
また、中国や日本などのアジアのワイン生産者の出展もあり、アルゼンチンやチリなど南米の生産者にもスポットライトを当てます。
シンガポール開催では初めて導入される「WOW!(Welcome to the Organic World)」のエリアでは、世界各地で生産される多様なオーガニック&ビオディナミワインを紹介します。
ヴィネクスポ・アジアでは初めてとなる試みとして、名もない小さなワイン生産者に、団体で出展し、バイヤーに強くアピールできるようサポートするマーケティング集団「Wines Unearthed」が初登場し、この地域でディストリビューターを探す小規模生産者たちに、特別なワンストップ・ショーケース型の展示を提供します。
2025年展では、スピリッツ部門にもフォーカスし、日本、イギリス、アイルランド、オーストラリア、フランス、中国などの主要な出展者から現在のトレンドを紹介します。

業界関係者から高い評価を得ている「ヴィネクスポ・アカデミー(Vinexpo Academy)」では、市場動向を反映したハイレベルなマスタークラス、専門家によるカンファレンス、ワインの試飲体験など、充実したプログラムを展開していきます。世界各国から集結するトップ・ソムリエたちによる講義や、ワイン&スピリッツ市場の今日的な課題についてのディスカッション、特別なヴィンテージワインを試飲できる貴重な機会など、盛りだくさんのラインナップとなっております。
業界関係者の皆様、ヴィネクスポ・アジア(Vinexpo Asia) 2025年展へ、ぜひご参加ください。


■ヴィネクスポ・アジア 2023年展(シンガポール)の開催実績 ※2024年は香港開催
> 1,000社以上の出展者が参加
> 事前に予約された商談数は3,512件
> 64か国からワイン&スピリッツ業界関係者9,989名が来場


ヴィネクスポ・アジア 2025の来場者事前登録はこちら
https://vinexposium.mybadgeonline.com/Pro-Login-en-US?trk=GPROJAP

ヴィネクスポ・アジア 2023の写真はこちら
https://public.joomeo.com/users/Vinexposium/albums/64468f379891f


<ヴィネクスポ・アジアについて>
ヴィネクスポ・アジアは、ワイン&スピリッツ業界のプロフェッショナル向けに、アジア太平洋地域の主要な業界関係者や企業とつながる機会を提供する特別なイベントです。毎年、2大ビジネス拠点であるシンガポールと香港にて交互開催されるこのイベントは、世界で最もダイナミックな市場の1つであるアジア市場で、人脈を広げ、業界のイノベーションを発見し、そしてビジネスチャンスを育むための戦略的プラットフォームとして機能しています。


<ヴィネクスポジウムについて>
ヴィネクスポジウム(Vinexposium)社は、一年中世界各地で開催される様々な関連イベントを開催し、ワイン&スピリッツ業界の各分野にまとまった情報提供をしています。年間8つも開催される主要イベントに出展者と来場者を集め、ヴィネクスポジウム社はこの業界の発展を促進し、販売網の拡大に努めています。
Vinexposium, creating momentum ― ワイン業界に勢いをもたらすVinexposium


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米S&P500種で「デスクロス」出現、必ずしも不吉

ビジネス

EXCLUSIVE-日産、米国向け「ローグ」日本で

ワールド

ノボノルディスク、米消費者に糖尿病薬の偽造品につい

ワールド

アルミ、第3四半期に2000ドルに下落か 米関税拡
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプショック
特集:トランプショック
2025年4月22日号(4/15発売)

大規模関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜け毛の予防にも役立つ可能性【最新研究】
  • 2
    中国はアメリカとの貿易戦争に勝てない...理由はトランプ関税ではなく、習近平の「失策」
  • 3
    動揺を見せない習近平...貿易戦争の準備ができているのは「米国でなく中国」である理由
  • 4
    あなたには「この印」ある? 特定の世代は「腕に同じ…
  • 5
    「世界で最も嫌われている国」ランキングを発表...日…
  • 6
    NASAが監視する直径150メートル超えの「潜在的に危険…
  • 7
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 8
    シャーロット王女と「親友」の絶妙な距離感が話題に.…
  • 9
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 10
    米ステルス戦闘機とロシア軍用機2機が「超近接飛行」…
  • 1
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最強” になる「超短い一言」
  • 2
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 3
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止するための戦い...膨れ上がった「腐敗」の実態
  • 4
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 5
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 6
    「ただ愛する男性と一緒にいたいだけ!」77歳になっ…
  • 7
    投資の神様ウォーレン・バフェットが世界株安に勝っ…
  • 8
    「吐きそうになった...」高速列車で前席のカップルが…
  • 9
    コメ不足なのに「減反」をやめようとしない理由...政治…
  • 10
    まもなく日本を襲う「身寄りのない高齢者」の爆発的…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 6
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 7
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中