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運転可否判断のこれからと、高齢ドライバーに必要な心得
──高齢ドライバーやその家族はどんなことを心掛けるべきか。
DAHLIAなどのデータを横断的に見るなかで、自分を客観的に分析できる「メタ認知」が高齢化社会においてとりわけ重要だと感じている。
若く心身機能に問題のない人はリスクに直面してもとっさに対応できることもある。しかし、心身機能が低下した人は同じようにはいかない。自身の変化を客観的に捉えるメタ認知によって「体力が落ちてきたから車間距離をとろう。速度を落とそう」、「左右確認をちゃんとしよう」と事故が起きないように行動を変えていくことでリスクを低く抑えることができる。
相手を説得するのではなく、自ら気付き、「納得する」ことを目指すコーチングの教育方法を用いることで、メタ認知を促すこともできるのではないかと考えている。
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