ニュース速報
ビジネス

中国「外資系企業の権利を常に保護」、テスラなど米企業と円卓会議

2025年04月07日(月)15時59分

 4月7日 中国商務省の凌激次官はテスラやGEヘルスケアを含む20社以上の米国企業と円卓会議(ラウンドテーブル)を開き、中国国内の外資系企業にいつでも保護を提供すると述べた。写真は米国と中国の国旗で、1月8日に撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[7日 ロイター] - 中国の凌激・商務次官兼国際貿易交渉副代表は北京で6日、テスラやGEヘルスケアを含む20社以上の米国企業と円卓会議(ラウンドテーブル)を行い、中国国内の外資系企業の権利を常に保護すると述べた。

中国はこれまでも、そしてこれからも「外国人投資家にとって理想的で安全かつ有望な投資先」だと語った。

トランプ米大統領が中国を含む世界各国との関税戦争をエスカレートさせているにもかかわらず、中国政府は米企業にペナルティーを科す計画がないことを示唆した形だ。

中国商務省が7日に出した発表文によると、凌氏は「法律に従って外資系企業の合法的な権利と利益を保護し、外資系企業の問題と要求の解決を積極的に推進する」と述べた。

「中国を含む全ての貿易相手国に対する関税の乱用は、ルールに基づく多国間貿易システムに深刻なダメージを与えている」と指摘。関税問題の根源は「米国にある」と付け加えた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米アマゾン、150億ドル規模の倉庫拡張計画を検討=

ビジネス

トランプ氏「USスチールが日本に渡るのは望まず」、

ワールド

韓国通商交渉本部長、トランプ氏関税停止で交渉余地生

ビジネス

トランプ政権、エヌビディアH20の対中輸出制限を撤
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ関税大戦争
特集:トランプ関税大戦争
2025年4月15日号(4/ 8発売)

同盟国も敵対国もお構いなし。トランプ版「ガイアツ」は世界恐慌を招くのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    公園でひとり歩いていた老犬...毛に残された「ピンク色」に心打たれる人続出
  • 2
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最強” になる「超短い一言」
  • 3
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた考古学者が「証拠」とみなす「見事な遺物」とは?
  • 4
    【クイズ】ペットとして、日本で1番人気の「犬種」は…
  • 5
    投資の神様ウォーレン・バフェットが世界株安に勝っ…
  • 6
    まもなく日本を襲う「身寄りのない高齢者」の爆発的…
  • 7
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 8
    毛が「紫色」に染まった子犬...救出後に明かされたあ…
  • 9
    ロシア黒海艦隊をドローン襲撃...防空ミサイルを回避…
  • 10
    トランプ関税で大富豪支援者も離反「経済の核の冬」…
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    公園でひとり歩いていた老犬...毛に残された「ピンク色」に心打たれる人続出
  • 3
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 6
    ロシア黒海艦隊をドローン襲撃...防空ミサイルを回避…
  • 7
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 8
    「吐きそうになった...」高速列車で前席のカップルが…
  • 9
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 10
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描か…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    公園でひとり歩いていた老犬...毛に残された「ピンク…
  • 5
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の…
  • 6
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 10
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中