米FRB年内2回の利下げ観測、再開は6・7月を予想=金利先物市場

米連邦準備理事会(FRB)が19日まで開いた会合の結果を受け、金利先物市場が織り込む年内の利下げ幅は計約60ベーシスポイント(bp)、25bpの利下げが2回との観測が高まった。米ニューヨーク証券取引所(NYSE)で撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)
Gertrude Chavez-Dreyfuss
[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が19日まで開いた会合の結果を受け、金利先物市場が織り込む年内の利下げ幅は計約60ベーシスポイント(bp)、25bpの利下げが2回との観測が高まった。
FRBも連邦公開市場委員会(FOMC)で公表した金利・経済見通しで、年内後半に25bpの利下げを2回実施する可能性が高いと予想した。
LSEGによると、先物市場は、FRBが6月のFOMCで利下げを再開する確率は60%以上、7月の利下げの確率は70%超との見方を織り込んでいる。
FRBは18─19日に開いたFOMCでフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を4.25─4.50%に据え置いた。