おはようございます。
日本は台風で大変なようですが、皆さんお盆をどのように過ごされていますか？
ずっとミャンマーにいると日本のような季節感が無くなってしまうという事が起こります。
こちらでは暑い→めっちゃ暑い→雨期→ちょっと暑い→涼しい（そしてまた最初に戻る）といった感じでしょうか？
比べるとどうしても大雑把な感じがします。
日本の四季折々の自然の変化というのは本当に素晴らしいものだなとしみじみ思っております。

さて今回はミャンマーに戻って来てこれから私が行おうとしている事などについてお伝えしていこうかと思います。
本題の前にお知らせです。
大好評、映画『ミャンマーダイヤリーズ』が東京を皮切りに全国へ公開されています。
是非ともご覧ください。
上映スケジュールなど詳しくは公式HPをどうぞ。

それでは本題です。
現在、Japanese Language Learning Center（日本語学習センター）を開設準備中です。

平たく言うと日本語教室ではあるのですが、学習としているには意味があります。

教育ではなく学習。
ミャンマーで日本語を学ぶ人たちにも色々な人がいますが、その中でも積極的に自ら学習していこうという意欲の高い人たちとやっていきたいという考えがあります。
そういった人たちに日本を絡めた様々なチャンス（留学や就職）を作っていけたらと思い、この度この学習センターの校長に就任しました。

勿論初めての経験なので何がどこまで出来るかというのは全くの未知数です。
そして日本とは違う様々なトラブルが日々起こるこのミャンマーで果たしてうまくやっていけるのかというのは不安も多いところではあります。
そんなところではあるのですが、ミャンマーに残る数少ない日本人として何とか両国を繋ぐ事業にしていきたいと息を撒いて頑張っています。

既にヤンゴンには日本語教室が沢山あります。
他とは違う独自性を出していきたいとあれやこれやとアイデアを考えています。
学習センターがオープンするまでまだもう少し時間がかかるのですが、オープンしたらライブ配信などを現地からしていけたらと思います。
日本人校長が現地から送るライブ配信がミャンマーの日本語話者や日本語学習者に刺さると良いなと考えています。
もしどこかで見かけたら応援してください。

そしてもう一つ。
先月はずっとクラウドファンディングを宣伝させていただいていました。
沢山の方々に支援していただいた絵本「えんとつ町のプペル」ミャンマー語版を子供たちに届ける活動を開始しました。

本格的に動き出すのは来月からになるのですが、先ずは出来るところから始めてみました。

小さな子供たちは勿論ですが、お兄さんお姉さんくらいの年頃の子たちや、その親の人たちも楽しめる内容なので喜んでもらえていると思います。
日本の作品が4000キロの距離を超えてミャンマーの人たちの手に渡りました。
しかも印刷をしているのは私が住むヤンゴンの印刷所です。

6年越しの想いが様々な形になって日緬のエンタメ文化交流になっていくと良いなと思います。
そして、エンタメ支援ではあるのですが、文字に触れる機会の少ない子供たちの教育支援ともなりえるものだと私は考えています。
そういった面からもNGOやNPOなど各方面から専門家の方々とも一緒にやっていけたらと考えています。

ミャンマーに来てからずっと想い先行であれやこれやとやってきましたが、キチンと形になったものはダメになったものと比べると皆無といって良い程わずかしかありません。
ですが、どれも想いを込めてやってきた事ばかりです。
今回そんな想いがハッキリと形になっていくのを嬉しく思っています。
改めて私一人の力など微々たるものだと痛感する日々ではありますが、この想いが少しでも多くの人に届く事を願っています。

まったく違う方面からスタートした2つの活動ではありますが、ここに来て相乗効果が出て来そうな動きになっていく気もしています。
コロナやクーデターで散り散りになってしまった仲間とまた集まって楽しく仕事が出来る日を夢みて今日もヤンゴンで頑張っていきたいと思います。
その他にも懲りずに色んな事を考えて（目論んで）いたりします。
引き続きミャンマーと私の動向を気にしていただけたら幸いです。

それでは、また。