ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々
プペルとミャンマーが初めてのクラウドファンディングだった
おはようございます!
今日も今日とてミャンタメと共に生きる新町がお送りします。
今回は表題の通り現在進行中のクラウドファンディングについて中間報告的な話などをしていきたいと思います。
その前に一つお知らせです。
ヤモリの慟哭~武器をとるミャンマーの若者たち~
6月26日より好評発売中です。
書店では売り切れの場合もあるそうなのでアマゾンなどで取り寄せると確実です。
著者の緒方樹人(おがた じゅじん)さん出演の番組がこちらになります。
今のミャンマー問題をわかりやすく独自の視点で解説されています。
是非一度ご覧になってください。
それでは本題です。
先ずはクラウドファンディングプロジェクト
『ミャンマーの子供たちへ絵本「えんとつ町のプペル」を届けたい!!』
にご支援くださった皆さん本当にありがとうございます。
これを書いている時点で支援者数が74名、支援額は37万円を突破しました。
毎日多くの方々の支援があるという事に背筋が伸びる思いです。
ご支援いただいた方々の期待に応える為頑張っていきたいと思います。
引き続き応援よろしくお願い致します。
クラウドファンディングがスタートして折り返し地点を超えました。
始める前は「もし一人も支援が来なかったらどうしよう」という不安が拭い切れず、スタートしてから最初の支援が入るまでは気が気ではありませんでした。
一日目の終わりに支援額が10万円を超えた時には正直ホッとしたという気持ちが一番大きかったです。
このクラウドファンディングは実行確約型になっており、目標額に行かなくてもご支援いただいた資金はプロジェクトの為に使うルールになっています。
既にミャンマーでどのように子供たちに絵本をプレゼントしていくかの準備を始めています。
早く子供たちの笑顔を皆さんにも届けたい気持ちで一杯です。
より多くのご支援をいただくためにもこの「えんとつ町のプペル」という物語をもっと知ってもらうべきだなと思っています。
何とこちらの公式ページより日本語版、英語版については全編無料でご覧になれます。
この物語は作者である西野亮廣さんが新しい事にチャレンジする際に随分長い間日本中からいわれの無い批判を受けた経験が基になって物語が産まれています。
そして、この絵本自体が当時まだ一般的ではなかったクラウドファンディングというシステムを使って作られているのです。
映画の様に沢山のクリエイターが一つの絵本を作るという事を恐らく世界で初めて行ってできた作品です。
全編無料公開というのも当時は衝撃のニュースとして取り上げられました。
全ては作品をより多くの人たちへ届ける為のアプローチです。
何故ミャンマー語版を出そうと思ったのか?
何故ミャンマーなのか?
この質問はこれまでにもされました、これからもされるのだろうと予想しています。
皆さんがすぐに納得できるようなシンプルな答えは今のところ私には思いつきません。
ただ、この素晴らしい作品がミャンマーに届くとどんな事になるのだろう?
まだ誰もやっていないのなら自分がやるのが一番良いのじゃないか?
そんな事を考えた自分がいたのは間違いありません。
ただの思い付きは深い興味に変わり、長い年月をかけて大きな確信に成長を遂げました。
後はただ、信じて進むのみ。
実は既に絵本の印刷が終わったミャンマーのヤンゴンではありますが、やはり現地ではトラブルが多発しています。
「面倒くさいな、大変だな」と思う反面「いつもの事だ、何とかなるだろう」と思っている自分がいる事に少し笑ってしまいます。
こんな大変な事があるからきっとこれまで誰もやってこなくて、そんな大変な事でも笑って乗り越えていけそうな自分だからこそ今こんなにも希望に溢れて心を躍らせているんだろうなと思います。
背中は既に沢山の人に押してもらいました。
この想いは遥か遠くのミャンマーへ私が届けてきます。
そしてその想いがいつか反響して日本へ戻ってくることでしょう。
それは一年後なのか、5年後なのかはたまたもっと先になるのか?
今はわかりません。
ですが、今はミャンマーとエンターテインメントへの希望で一杯です。
張り切って頑張っていきたいと思います。
引き続きご注目ください。
それでは、また。
著者プロフィール
- 新町智哉
映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。
Twitter:@tomoyangon
Instagram:tomoyangon
note:https://note.com/tomoyaan