World Voice

ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々

新町智哉|ミャンマー

ミャンマー・ダイアリーズ(原題:Myanmar Diaries)日本公開!

◇公式サイト:www.myanmar-diaries.com より

皆さんこんにちは。
少々興奮気味でミャンマーエンターテインメントプロデューサー新町がお送りします。
遂に情報解禁という事で(少し出遅れたのですが)ミャンマー・ダイアリーズ日本公開について今回はお伝えしていこうと思います。
私は既に映画を試写させていただいているのでネタバレにならない程度に感想なども合わせてお伝えしようかと思います。

本題に入る前にお知らせを一つさせてください。
いよいよ本日10時からクラウドファンディングが開始します!

稚拙な言い方ではありますが、人生の大勝負です。
是非応援よろしくお願い致します。
シェア拡散だけでも大歓迎です。
先ずは沢山の方に活動自体を知ってもらわないと意味がありません。
どうかよろしくお願いします。

それでは本題です。
第 72 回ベルリン国際映画祭 パノラマ部門正式出品
【ドキュメンタリー賞/ブロンズ観客賞/アムネスティ国際映画賞】受賞!
などクーデター以降に出たミャンマー映画の中では初めて国際的な表舞台で評価された映画であるミャンマー・ダイアリーズ(Myanmar Diaries)がいよいよ8月5日(土)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開となります。

去年の年末頃、毎週配信しているラヂオでもこの映画について話しています。

6.jpg

実はあの時から日本での公開について情報は掴んでいたのですが、くれぐれも秘密との事だったので(契約関係など厳しいものがあるので下手に情報が洩れると流れる可能性もあるとの事でした)その辺りについては多くは語らずにいました。
そのような情報をいただいたご縁もあり、実は昨年このミャンマー・ダイアリーズを試写させてもらいました。

当時はまだ日本語字幕が無く、英語字幕だったので頑張って観ました。
どこかミャンマー映画らしい匂いも醸し出しつつ、しっかりと世界に出せる映画になっているというのが私の第一印象でした(偉そうな物言いですいません)

ミャンマーで製作される映画が全てダメという事では当然ないのですが、まだまだ世界で戦うには正直厳しいというのが勝手な私の見解ではあったのでした。
しかしこのミャンマー・ダイアリーズはミャンマー映画でありがちな弱点であろう様々なところが様々な作り手によってクリアされ、洗練された作品になっています。

言わずもがなクーデター以降のミャンマーの状況は大変過酷であり非常な出来事が無慈悲に起こる日々の連続です。
そんな中でも生きようとする意志、そしてその為に正解の無い闘いに身を投じて行く人々の姿と実際の戦いがドキュメンタリーとフィクションを行き来しながら描かれています。

それではここまで私の話しを聞いていただいた上でこちらの予告編をご覧ください。

いかがでしょうか?
正直私はこれを観てゾッとする思いです。
試写させてもらった時もそうですが、自然に心拍数が上がります。
恐らく当時の事とか様々な事が頭では無く心によぎるからだと思います。
ドキュメンタリーの部分でクーデター以降、実際に起こった様々な事件の様子を観て、その後静かなシーン何かを観ていると不意にガラスが割れるのではないかと不安に駆られたりしました。

5.jpg

それだけこの映画にリアリティがある証拠だと思います。
ドキュメンタリー部分は勿論ですが、フィクションの部分にもだからこその現実感があります。
そして、フィクションとは言え、実際に起こったであろう事、実際に誰かが交わしたであろう会話がセリフになっている事も容易に想像できました。
この映画がどのように日本のエンタメ社会に波及していくかは現時点では全く想像できません。
決して力のある大手が名乗りを上げての公開ではありません。
ですが、力強く広がっていって欲しいと願っています。
そして、更に後に続いていきたいと考えています。
映画『ミャンマー・ダイアリーズ』
ご注目ください。
それでは、また。

──────────────────────────────────────────

■タイトル:『ミャンマー・ダイアリーズ』
■公開表記:8月5日(土)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開
■コピーライト:© The Myanmar Film Collective
監督・制作:ミャンマー・フィルム・コレクティブ(匿名のミャンマー人監督たちによる制作)
原題:Myanmar Diaries | 2022 年 | オランダ ミャンマー ノルウェー | 70 分 | ミャンマー語 |カラー | DCP | 5.1ch
© The Myanmar Film Collective 配給:株式会社 E.x.N 宣伝:高田理沙
◇公式サイト:www.myanmar-diaries.com

8月5日(土)より、ポレポレ東中野ほか全国順次公開
【宣伝お問い合わせ】 高田理沙 090-6837-5412 risatkd@gmail.com
【配給お問い合わせ】 株式会社 E.x.N (渡邉) 090-3622-8334 watanabe@exnkk.com

 

Profile

著者プロフィール
新町智哉

映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。

Twitter:@tomoyangon
Instagram:tomoyangon
note:https://note.com/tomoyaan

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