ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々
ミャンマーヤンゴンから仕掛ける新しいプロジェクトとは
皆さんこんにちは。
ミャンタメプロデューサー新町智哉がミャンマー最大都市ヤンゴンからお送りします。
ミャンマーでは連日様々な辛いニュースばかりではありますが、この地で暮らす身としては未来の為に準備をすることも大事だと思っています。
いつか来るであろう自分の出番を信じて日々あれやこれやと考えている中から今日一つ皆さんに中長期で考えているこれからやろうとしている事をお伝えしたいと思います。
朝令暮改ではないですが、1カ月後には「やっぱり違うや」と判断して活動をストップしている可能性も多いにあるので(引き返す勇気、思いとどまる勇気も大事)軽い気持ちで聞いていただけるとありがたいです。
辛い現実が多いミャンマーの現状から少しでも楽しくて希望のある方向へ持っていこうという話です。
その前に一つお知らせです。
昨年末クラウドファンディングでファーストゴールの倍の資金援助を集めたプロジェクト
「ヤンゴンかるた」がBASEにて絶賛発売中です。
是非ともお手にとって遊んでヤンゴンの魅力をしりミャンマーを楽しんでください。
その他関東近郊を中心にイベントも行っています。
詳しくは公式ページをご覧ください。
ヤンゴンかるた公式ホームページ
それでは本題です。
思えばこれまでミャンマーで色んな事にチャレンジしようとしてきました(詳しくは過去記事を適当に読んでください)
今回は人材に関して何かできることはないかと考えている中から少しだけ皆さんにお話しようと思います。
2014年から8年ミャンマーに住んでいますが、その間沢山のミャンマー人が日本へ留学や仕事の為に行きました。
中には直接自分と関わった人も沢山います。
今はそんな昔の知り合いの様子をSNSで見る機会があったりたまに連絡を取り合ったりしています。
弊社MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. にはピーク時20人程の社員がいました。
最も多い時で同時に4人の日本語通訳者がいたのですが、それ以外にも日本語を勉強したいという社員が多かったので(日本語は本当に人気です)社員教育の一環として社内で日本語教育をしていました。
日本語能力検定試験の試験代を会社で負担したり、合格者は給料アップしたり。
通訳者は3級以上(日本で暮らせるレベル)なのですが、5級4級を取る社員もかなりいました。
日本語で話しかけてくれる社員も多かったです。
そうした内の会社で日本語を学んだ子たちが今日本行きを希望し、私に相談が来ます。
もともとコロナ前にも社員以外を含め色んな人から相談を受けていました。
MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. でそういった仕事をやる気はなかったのですが、自分なりに調べて教えてあげたり実際に知り合いの業者を紹介してあげたりしたこともあります。
とは言え当時は日本語を勉強している人の全てが日本で仕事をしたいと思っている訳ではありませんでした。
スキルの一つとしてあると便利くらいに思っていた人も多いと思います。
ですが、昨年のクーデター以降状況は一変しました。
現在は若い人たちの仕事も激減しています。
経済も治安も悪化の一途をたどっている現状、日本行きへのチャンスは彼ら彼女らにとっては唯一に見える希望と言っても過言ではないと思います。
昔受けていた当時より、より近しい人がより緊急の希望として日本行きを望んでいるという状況に何か自分が出来る事はないかと考えるようになりました。
勿論、餅は餅屋ですし、プロに任せられる事は多いです。
そう言った人たちが最も活躍できるところであれば私も自身を持ってそちらをおススメするのですが、どうも現状沢山の希望者が日本へ向かう流れにうまくそぐわない人がチラホラと出てきています。
その人たちは決して能力が低い訳ではありません。
むしろその逆です。
大きな流れに乗り遅れているというより、企業が大きな流れに目が行き過ぎて取りこぼしているといった印象を私は持ちました。
「この層の人たちを手助けする事がもしかすると仕事になるかもしれない。」
そしてその考えは2020年末頃に考えていた私のとあるプロジェクトとも通ずるものがありました。
さて、長くなりそうなので今回はここまでとします。
次回後半でもう少し詳しく話していきたいと思います。
ミャンマーで日本行きを希望する人の中からどういった層に向けて動き出すのか?
その為に必要な知識とは?
そして新設される新しい資格とは?
新町が考えるメディアミックスとは?
それではまた明日。
著者プロフィール
- 新町智哉
映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。
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