ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々
ミャンマーよりつれづれなるままに
皆さんこんにちは。
ミャンマーエンタメプロデューサー新町智哉です。
今日もヤンゴンから皆さんにミャンマーの事をお伝えしていこうと思います。
今月(おそらく)最後の記事になる今回は今考えている事をとりとめなく書いていこうかと思っています。
特にまとまることもなく着地すると思いますが、気楽に読んでいただければと思います。
その前に一つお知らせです。
本日21時より、毎週clubhouseで放送しています
「ミャンマーNOW」
にゲスト出演します。
「ミャンマーエンターテインメントへの希望」というテーマでお話し致します。
お時間合う方は是非生放送へお越しください。
手を挙げていただければ直接質問していただくこともできますし、コメントしていただくことも可能です。
アーカイブも残りますので是非お聴きいただけたらと思います。
それでは本題です。
冒頭でも書いた通り本題というほどしっかりと書くことが決まっているわけではありませんが、これからミャンマーでやろうと考えていることをつらつらと書こうかと思います。
日本で新しく会社を作ろうかと考えています。
ミャンマーでやろうと思っている事と言っておきながらいきなりなんだ?
と思われたことでしょうが、これも勿論ミャンマーでの仕事の為です。
正しくはミャンマーで様々な事をする為の会社を日本に作ろうというところです。
現在、ミャンマーではMAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. という会社を経営しています。
ずっと日本で一緒に連携できる会社が欲しいと思っていたところではあるのですが、ミャンマーの事の発信を続ける中で知り合った在日ミャンマー人の方や、ミャンマーに縁のある日本人の人と組んで仕事をする為にもやはり法人は必須だなと思うに至りました。
とは言え、まだ小さな小さなキックオフミーティングを先日行ったというような段階です。
そのミーティングの中で自分の中から出てきた言葉なのですが、この会社で体現したいこと(それが理念と呼ばれるものなのかもしれません)は
「ミャンマーの為の力を集める」
という事です。
会社で行う全ての事業はそういった方向に向かえるように行っていきたいという事を仲間に伝えました。
在日ミャンマー人は約3万6千人いるそうです。
私個人の見解ではありますが、少なくとも中国人のようには効率的に集まれていないと思います。
もっと皆がうまく連携出来れば日本でも出来る事はもっと増えると思っています。
とはいえ日本人と違い多くの民族を要するミャンマーの人々はそう簡単に一つになるという事は難しいのは歴史が証明しています。
「集まれれば良い事があるのだから集まろう」
と声をかけるのではなく、
「こんな風に集まれば力を発揮できますよ」
と小さくても良いので結果を出しながら声をかけていき、少しずつ広げていけたらなと思います。
短期的には日本でミャンマーにまつわる様々なものが買えるECサイトの運営、中期的には人材に関する事業、そして長期的にはミャンマーでのエネルギーに関する事業などを手掛けていきたいなと思っています。
これまでミャンマーに関わってきた事の集大成になるような動きになると思います。
決して最初は派手な事はなく地味に地道に動いていくだけではありますが、会社設立を待たずとも動ける事はあるので既にECサイトについては動き出しています。
この中期的なところと長期的なところの間に作品製作が入ってくると良いなと思っています。
これは新会社で動いていく中で人、モノ、金、の集まり方次第だとは思います。
これまで作りたかった様々なアイデアを一つの形にこだわらず作品として世に残していけたらと思っています。
大きなもので言えば映画ですが、それはショートフィルムでも良いし、ミニドラマのような形でも良い。
最近は「この企画、実は漫画に向いているのかもしれない」と思うようなアイデアもあります。
特にミャンマー人のクリエイターと組んで作っていければ良いなと考えています。
昔から漫画は凄く好きで恐らく一万冊以上は読んでいると思います。
「アメリカでは映画監督を目指すような人間が日本では漫画家を目指していると思う」
と映画マトリックスの監督・脚本を務めたウォシャウスキー兄弟がインタビューで言っていたような気がします。
全てのエンタメは繋がっていて、漫画だろうが映画だろうがドラマだろうがどんな形態であったとしてもそこに人々の琴線に触れる物語があるのだからやりたいなと思っています。
そう、エンタメは全ての人々の人生に繋がっているのだと思うのです。
だから私が今やっている様々な事も遠回りなようでまっすぐエンタメの道に繋がっていると信じています。
自分の性格上回り道も性に合う気がしています。
今後もどんな風に回り道をしていくのか、ミャンマーなのか日本なのか、ビジネスなのかエンタメなのか。
とりあえずその全てがライフワークになるようなそんな日々を目指して雨期が明けそうなヤンゴンでもう少し頑張ってみようと思います。
どうかお付き合いください。
それではまた。
著者プロフィール
- 新町智哉
映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。
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