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吉本芸人も聴取!オンラインカジノに「違法と知らず」ハマってしまう3つの理由

2025年2月26日(水)10時05分
鎌田和歌(フリーライター)*DIAMOND Onlineからの転載

「自分なら引き返せる」は幻想

前出のめざましテレビ記事では、オンラインカジノにハマった20代男性が3000万円儲けるが、今度は数時間でその全額を失って300万円の借金を背負った顛末が紹介されていた。

ギャンブルで瞬く間に大金を稼ぐことができればコツコツ働くことなどバカらしくなるだろう。しかしギャンブルで儲かったというのは錯覚で、必ずそれを吐き出させる仕組みがある。のめり込む人は人の失敗談を聞いても「自分なら大丈夫」「そうなる前に引き返せる」となぜか思い込むが、運営者の方が上手なので勝ち続けることはできない。


3、摘発の難しさ

1で紹介したように、海外で合法であることを日本でもそうだと思わせるようにわざと日本語の説明をつけるような運営事業者に問題がある。日本の有名人が広告で起用されていることもある。しかし現状では、そのような運営事業者を摘発する壁はそれなりに高いようであり、また、たとえ摘発されても、他の運営事業者が似たようなことを始めるだろう。

「安心・安全」「合法」をうたうサイトは、そうやってわざわざアピールしなければ人が集まらない理由があると考えた方が良い。

今回の話をまとめると、日常的にネットを楽しむ中でオンラインカジノに誘導される可能性がある。この誘導は非常に巧妙で、人の好奇心や射倖心につけ込むものだ。そして当然リスクを考える人を安心させる術も持っている。このような「罠」を取り締まる方法が足りていないのが現状なので、ユーザー各自がこういった手口を知っておくことが必要だ。

オンラインカジノについては、一歩を踏み出さない勇気を強く持ちたい。これに尽きる。


※当記事は「DIAMOND online」からの転載記事です。元記事はこちら
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