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荒川河畔の「原住民」(18)

アルミ缶収集だけではない...ホームレスの仕事・生き方は10種類ぐらいある

2025年1月11日(土)10時55分
文・写真:趙海成

5つ目は、働かず、ゴミから食べ物を探して飢えをしのぐ方法。

日本社会は食品の賞味期限をとても重視している。そのため、コンビニ、レストラン、パン屋などでは、期限切れの食品がほぼ毎日ゴミに出されている。ホームレスたちは、これらのゴミ置き場から食べ物を得られるのだ。

6つ目は、年金をもらいながらのホームレス生活。

彼らが受け取る年金は比較的少なく、食べたり飲んだりするのには十分だが、家賃や光熱費を払う余裕まではない。そのため、アパートをあきらめてテント生活にする。たまにアルミ缶を拾えば収入が増えて、生活は楽になるという。

「施し」や「ギャンブル」で...さらに多様なホームレスの生き方

7つ目は、人からの施しで生きる道。

このような人は大体70歳以上で、年金もなく、仕事もできない場合が多い。

彼らは東京の大きな駅(新宿、上野、池袋、渋谷など)の近くに集中している。昼間、炊き出し場に行って弁当と飲み物をもらう。お腹を満たした後は、どこかに座って、目の前に小さな茶碗を置いて、通行人が通るとき、小銭を入れてくれるのを待つ。夜になると、彼らは駅の地下通路で寝る。

8つ目は、ギャンブルを「仕事」にする生活。

ギャンブルが習慣になっているホームレスは少なくないが、本当にそれで生計を立てている人はごくわずかである。

私がよく知っている5人のホームレスのうち3人は昔、競馬、競艇、パチンコなどのギャンブルが好きだったが、みんな今はやめているという。

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