午後3時のドルは149円後半へ小幅高、米相互関税警戒で不安定

4月2日、午後3時のドル/円は149円後半と、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅にドル高/円安の水準で推移している。写真は1ドル紙幣。2021年11月撮影(2025年 ロイター/Murad Sezer)
Atsuko Aoyama
[東京 2日 ロイター] -
午後3時のドル/円は149円後半と、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅にドル高/円安の水準で推移している。米相互関税を巡る思惑が交錯し、不安定な値動きが続いている。米指標の弱さから景気不安も根強く、相互関税の発表後も地合いは大きく変わらないとの見方も出ている。
ドルは朝方から水準がほぼ変わらずの149円後半で一進一退となった。午後に入ってドル買いが強まる場面もあったが、関税に絡む思惑が交差して方向感が定まらない「神経質な展開」(国内銀の為替セールス)になっている。
米経済に関して、景気低迷の中で物価高に陥るスタグフレーション懸念もくすぶる中、債券市場も不安定な値動きとなっているため、ドル/円が大きく下押しされる展開にはなっていない。ただ、実需筋からは「リスクオフの株安とともに円買いがさらに進むとみた指し値注文も入り始めた」(同)という。
前日に米国で発表された3月の供給管理協会(ISM)製造業購買担当者景気指数(PMI)、2月の雇用動態調査(JOLTS)求人件数は、ともに事前予想を下回った。
三菱UFJ信託銀行の酒井基成・資金為替部マーケット営業課課長は、米指標の弱さに加えて、米国の相互関税は各国の報復措置や交渉の有無なども市場に影響するため、「発表で急に地合いが好転するとは考え難く、今の地合いを引きずった場合にどの程度悪化するかが注目だ」と述べた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 149.88/149.9 1.0789/1.07 161.72/161.7
0 91 3
午前9時現在 149.73/149.7 1.0793/1.07 161.64/161.6
7 96 9
NY午後5時 149.61/149.6 1.0793/1.07 161.44/161.4
2 95 7