米プリンストン大への政府助成金停止、反ユダヤ主義調査巡り

米プリンストン大学は1日、政府が同大への数十の研究助成金を凍結したと発表した。トランプ政権はキャンパス内で反ユダヤ主義があると判断した大学を標的としている。2015年11月、ニュージャージー州プリンストンで撮影(2025年 ロイター/Dominick Reuter)
Kanishka Singh
[ワシントン 1日 ロイター] - 米プリンストン大学は1日、政府が同大への数十の研究助成金を凍結したと発表した。トランプ政権はキャンパス内で反ユダヤ主義があると判断した大学を標的としている。
プリンストン大のクリス・アイスグルーバー学長は、米航空宇宙局(NASA)や国防総省、エネルギー省などの政府機関から凍結措置について通知があったと述べた。
大学は声明で、措置の理由は示されず、支給が停止される金額も明らかにされなかったと説明した。
トランプ政権は、反ユダヤ主義を容認しているとの疑惑や、親パレスチナ抗議活動中にユダヤ人学生を保護できなかったとの非難を理由に大学への政府資金提供を大幅に削減すると警告している。
アイスグルーバー氏は「われわれは反ユダヤ主義やあらゆる形の差別と戦うことにコミットしており、反ユダヤ主義対策で政府に協力する。また、本学の学問の自由と(憲法修正第5条で保障される)適正手続権を積極的に擁護する」と述べた。
エネルギー省の広報担当者は、同省は「反ユダヤ的嫌がらせに関するプリンストン大学への教育省による調査が完了するまで、同大学への助成金支給を一時停止した」と述べた。
教育省は先月、同大学を含む60大学に強制措置を講じる可能性があると警告する書簡を送付していた。