「制御不能」な災、黒煙に覆われた空...ロシア石油施設、ウクライナ軍のドローン攻撃で深夜に爆発 映像が話題に
Major Explosion Rocks Russian Oil Depot In Long-Range Ukrainian Strike
オリョール州は南西でクルスク州、北西でブリャンスク州、東でトゥーラ州と接している。
オリョール州のアンドレイ・クルィチコフ知事がテレグラム上で述べたところによれば、同州上空でドローン11機が撃墜され、貯油施設で局所的な火災が起きたという。死傷者は報告されていない。「さいわいなことに本日の攻撃による犠牲者はいない」とクルィチコフは述べている。
X(旧ツイッター)アカウント@Osinttechnicalによれば、現地の情報筋が「攻撃後の火災が制御不能になっている」と伝えたという。Xアカウント@wartranslatedは、攻撃後の動画を投稿して次のように綴っている。「オリョールの貯油施設は今朝の時点でもまだ煙をあげており、空は厚い煙で覆われている」
ウクライナ軍はこの2日前にブリャンスク市近郊の石油パイプラインを攻撃し、火災を発生させている。
一方、ロシアもウクライナのエネルギーインフラを標的にした大規模な空爆を継続している。今月13日にはウクライナ全土に合計およそ290のミサイルやドローンを放ち、オデーサ、ヴィンニツァ、リヴィウ、イヴァノ=フランキウシク、チェルカーシの各州で爆発音が聞かれたとウクライナ当局は述べている。
ウクライナ国営のエネルギー事業者ウクレネルゴによれば、複数州のエネルギー施設が損傷して停電が発生したという。エネルギー相のヘルマン・ハルシチェンコは、「またしてもウクライナ中のエネルギーセクターが大規模な攻撃を受けている」と述べた。
(翻訳:ガリレオ)

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