最新記事
米大統領選

「潔白とは言ってない」──トランプ出馬を認めた米最高裁判断のウラを読む

Supreme Court's ballot ruling wasn't a home run for Donald Trump

2024年3月5日(火)14時47分
キャサリン・ファン

アイゼンは「最高裁は(免責特権の審理にも)今回と同じ基準を適用すべきだ」と述べ、さらにこう続けた。「今回、連邦最高裁がスーパー・チューズデーの前夜にこの判断を下したのは、候補者が暴動・反乱に関与した者かどうか、有権者には知る権利があると認識しているからだ。免責特権の審理にも、それと同じ主張が当てはまる。米国民には、ドナルド・トランプが大統領としての権限を乱用したのかどうかを知る権利がある」

カティヤルは、連邦最高裁が25日間の審理で今回の判断を発表したことを指摘し、免責特権の問題について判断を下すのにそれ以上の時間がかかれば「一貫性に大いに欠ける」ことになると主張した。

 
 

ニューズウィーク日本版 トランプ関税大戦争
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年4月15日号(4月8日発売)は「トランプ関税大戦争」特集。同盟国も敵対国もお構いなし。トランプ版「ガイアツ」は世界恐慌を招くのか?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ウォルマート、2─4月営業利益予想明示せず 関税踏

ビジネス

高インフレと成長鈍化の同時リスクで見解ほぼ一致=F

ビジネス

訂正-米国株式市場・午後=急騰、トランプ氏が相互関

ワールド

訂正トランプ氏、相互関税の一部を90日間停止 対中
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ関税大戦争
特集:トランプ関税大戦争
2025年4月15日号(4/ 8発売)

同盟国も敵対国もお構いなし。トランプ版「ガイアツ」は世界恐慌を招くのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
メールアドレス

ご登録は会員規約に同意するものと見なします。

人気ランキング
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    公園でひとり歩いていた老犬...毛に残された「ピンク色」に心打たれる人続出
  • 3
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 6
    ロシア黒海艦隊をドローン襲撃...防空ミサイルを回避…
  • 7
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 8
    「吐きそうになった...」高速列車で前席のカップルが…
  • 9
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描か…
  • 10
    紅茶をこよなく愛するイギリス人の僕がティーバッグ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中