最新記事
東京ベイeSGプロジェクト

「持続可能な新しい価値」を生み出す、東京発のチャレンジ

2024年1月17日(水)11時30分
※TOKYO UPDATESより転載

DX(デジタルトランスフォーメーション)の浸透と使用エネルギーの100%脱炭素化を軸に、国内外のスタートアップ企業が集積するエリアとなることも目標だ。グリーンやサステナブルを起点としたさまざまなアプローチに取り組める場として開放し、次々に革新的技術が生み出される場所へ。絶え間なく新しい価値を発信するベイエリアが、そのような世界のモデル都市となることも視野に入っている。プロジェクトの成果を世界に発信し、さらなる投資を呼び込む好循環を実現、世界をリードする「国際金融都市・東京」の実現につなげるのが理想形となるだろう。

もちろん、人々にとって魅力的な都市であるためには、暮らしやすさや過ごしやすさなど快適性の追求も欠かせない。公園や緑地の整備だけでなく、グリーンテックで水質改善した「泳げる東京湾」を目指すなど、ベイエリアならではの魅力創出にもアイデアは尽きない。

 

tokyoupdates231211_2.jpg

2024年4月開催の「SusHi Tech Tokyo 2024」ショーケースプログラムのイメージ

2024年4月には「SusHi Tech Tokyo 2024」が開催される。このイベントは、アジア最大級の「グローバルスタートアッププログラム」、五大陸のリーダーが集う「シティ・リーダーズプログラム」、そして未来の都市モデルが"祭"を通じて発信される体験型の「ショーケースプログラム」から成り、東京が目指す未来の都市モデルを体感できるというものだ。

人類が目指すべき都市のあり方を東京から世界へ。歴史的転換期を迎えた今、東京都が打ち出す未来の構想に大きな期待と希望が膨らむ。SusHi Techで"未来を、にぎる"ための熱いチャレンジが、日本の首都で進行中だ。


東京ベイeSGプロジェクト
https://www.tokyobayesg.metro.tokyo.lg.jp/

sushitechlogo.jpg
https://www.sushi-tech-tokyo2024.metro.tokyo.lg.jp/

文/安藤智彦
イメージ提供/東京都

※当記事は「TOKYO UPDATES」からの転載記事です。
logo_tokyoupdates.png

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日本製鉄副会長が来週訪米、USスチール買収で働きか

ワールド

北朝鮮の金総書記、核戦力増強を指示 戦術誘導弾の実

ビジネス

アングル:中国の住宅買い換えキャンペーン、中古物件

ワールド

アフガン中部で銃撃、外国人ら4人死亡 3人はスペイ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:インドのヒント
特集:インドのヒント
2024年5月21日号(5/14発売)

矛盾だらけの人口超大国インド。読み解くカギはモディ首相の言葉にあり

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 2

    エジプトのギザ大ピラミッド近郊の地下に「謎めいた異常」...「極めて重要な発見」とは?

  • 3

    存在するはずのない系外惑星「ハルラ」をめぐる謎、さらに深まる

  • 4

    「円安を憂う声」は早晩消えていく

  • 5

    中国のホテルで「麻酔」を打たれ、体を「ギプスで固…

  • 6

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 7

    無名コメディアンによる狂気ドラマ『私のトナカイち…

  • 8

    他人から非難された...そんな時「釈迦牟尼の出した答…

  • 9

    チャールズ英国王、自身の「不気味」な肖像画を見た…

  • 10

    「EVは自動車保険入れません」...中国EVいよいよヤバ…

  • 1

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する悲劇の動画...ロシア軍内で高まる「ショットガン寄越せ」の声

  • 2

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などできない理由

  • 3

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両を一度に焼き尽くす動画をウクライナ軍が投稿

  • 4

    原因は「若者の困窮」ではない? 急速に進む韓国少…

  • 5

    エジプトのギザ大ピラミッド近郊の地下に「謎めいた…

  • 6

    北米で素数ゼミが1803年以来の同時大発生、騒音もダ…

  • 7

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々…

  • 8

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋…

  • 9

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 10

    プーチン5期目はデフォルト前夜?......ロシアの歴史…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 4

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 5

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 6

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 7

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 8

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中