ヘンリー回顧録は「メーガンが主導」と王室専門家...希望を全部かなえて、まだ不満?
望みをすべて叶えたはずなのに、何が不満?
「王室を離れ、夢中になる女性を見つけ、ふたりの子をもうけ、豪邸と自分の望んでいた自由をすべて手に入れてもなお、彼はそんなふうに感じているのだろうか? 彼のとっている行動は、過去にこだわり、それに執着するものだ」
レビンはさらに、ヘンリーが「いらない子」のように扱われていたとする考え方は「ナンセンス」だと主張した。
「ヘンリーは、女王に次ぐ人気を誇っていた。ふざけるのが好きで、少しばかりやんちゃなところがあった。エネルギーに満ちていた。2017年から2018年にかけて、私が彼の伝記を書いたときには、彼はとても精力的で、あらゆる年齢、あらゆるタイプの人とうまくやっていた。だから、誰からも望まれていなかったとばかりに自分を『スペア』と呼ぶのは、名誉を傷つけているように思える」とレビンは話した。
マジェスティ誌の編集長イングリッド・シュワードも同様の感想を述べ、これだけの年月を経てもなお、「スペアである」ということが真っ先にヘンリーの頭に浮かぶ状態は「痛ましいことだ」と話した。
「彼が先へ進めていないのは、ちょっと痛ましい話だ。ダイアナはよくヘンリーをスペアと呼んでいた。ヘンリー自身も、『ぼくはスペアだ、行儀よくする必要なんかない、好きなことができる』と言っていた」とシュワードは話した。
『スペア』は2023年1月10日に発売される。
(翻訳:ガリレオ)