ミャンマー地震、死者3000人超える、猛暑と雨で感染症警戒

4月3日、 ミャンマー軍事政権は同国中部で先週発生したマグニチュード(M)7.7の地震による死者が3085人に達したことを明らかにした。北部サガインの被災地で2日撮影(2025年 ロイター)
[バンコク 3日 ロイター] - ミャンマー軍事政権は3日、同国中部で先週発生したマグニチュード(M)7.7の地震による死者が3085人に達したことを明らかにした。負傷者は4715人、行方不明者は341人。
世界保健機関(WHO)によると、気温が38度に達する中、多くの被災者は地震の発生を恐れて屋外でキャンプ生活を送っており、コレラなど感染症のリスクが増している。
被災地では医療機関の約半数が損壊し、病院が仮設診療所を設置。現地のWHO関係者によると、危機的な状況が長引けば、皮膚病、マラリア、デング熱などの疾患が発生する恐れもある。
気象当局は今月6日から11日にかけて被災地に季節外れの雨が降る可能性があると予報。支援活動が一段と困難になりかねない。
国営テレビによると、こうした甚大な被害にもかかわらず、軍事政権トップのミンアウンフライン国軍総司令官は3日に被災地を離れ、バンコクで開催される国際会議に出席する予定だ。
国営テレビは2日、救助活動を支援するため、国軍が直ちに20日間の停戦に入ると発表。ただ、国軍に抵抗する勢力が攻撃を仕掛ければ「状況に応じて対応する」としている。
3つの少数民族の武装勢力からなる「3同胞同盟」は1日、緊急の人道支援活動を迅速かつ効果的に実施するため、1カ月間の停戦を宣言していた。