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いきなり火炎瓶を投げ込まれ、一瞬にして燃え上がる食料品店

2021年11月8日(月)17時45分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
ニューヨークの食料品店

火炎瓶が投げ込まれ、燃え上がる店内(10月30日)  Inside Edition-YouTube

<2本目の火炎瓶は通行人が阻止>

10月30日、米ニューヨーク市ブルックリンの食料品店で火炎瓶が投げ込まれる事件が発生した。

ニューヨーク市消防局(FDNY)がフェイスブックに投稿した防犯カメラの映像には、火炎瓶が投げ込まれた瞬間の店内の様子が映っている。一瞬にして多くの商品が燃え上がり、店内は煙に包まれた。

突然の出来事に驚いた従業員は転倒し、足に火が燃え移っているのが分かる。それでも必死に起き上がり、なんとか外に出ることができた。もう一人の従業員もレジを飛び越え、脱出している。

店外の監視カメラは、犯人が火炎瓶を投げ入れる瞬間を捉えていた。男が2本目の火炎瓶を投げ込もうとすると、勇敢な通行人がそれを阻止していたことが分かる。逮捕されたのは38歳のジョエル・マンガル容疑者。

消防局によると、(現地時間)午前7時53分頃に火災発生の通報を受け、その3分後には消防隊が現場に到着して消火活動を行ったという。

「幸いなことに人命が失われることはなかった。消防官たち、ニューヨーク市警、アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(ATF)の連携した捜査により、町の安全を脅かした容疑者を逮捕することができた」と消防局のダニエル・A・ニグロ総監は述べている。

「これからも地域住民や自治体と協力し、ニューヨークの安全を守っていきたい」

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