「マスクの強要はホロコースト同然」?──米極右議員の強烈論法
Marjorie Taylor Greene Doubles Down, Says 'Any Rational Jewish Person' Would Oppose Masks
「こんなことはアメリカで起きてはならない。この国には自由な国であり、このような会話をするのはばかげている」と、グリーンは言った。
米国ユダヤ人会議(AJC)は21日にグリーンの発言を非難し、謝罪と発言の撤回を求めた。
「健康を守るための規制を、ダビデの黄色い星やガス室、その他のナチスの残虐行為になぞらえることはできない」と、AJCはツイートで表明した。「このような比較は、ホロコーストの悲劇をおとしめ、アメリカの政治的言論を汚染することだ。マージョリー・テイラー・グリーン議員は直ちに発言を撤回し、謝罪すべきだ」
You can never compare health-related restrictions with yellow stars, gas chambers & other Nazi atrocities.
— American Jewish Congress (@AJCongress) May 21, 2021
Such comparisons demean the Holocaust & contaminate American political speech.
Rep. Marjorie Taylor Greene must immediately retract and apologize.https://t.co/pdU8H8h2tO
SNSはもちろん共和党の中からもグリーンを辞めさせるべきだという声が挙がっているが、共和党指導部は結局、トランプ支持者の間で人気があるグリーンを罰することはできないだろうというのが多くの識者の見方だ。
Rep. Greene's anti-Semitic language comparing the systematic murder of 6 million Jews during the Holocaust to wearing a mask is beyond disturbing. She is a deeply troubled person who needs to apologize & resign. @GOPLeader needs to address her antisemitism.https://t.co/gAqrlL3bmL
— Rep. Jim McGovern (@RepMcGovern) May 22, 2021
Qアノンを信奉する陰謀論者でもあるグリーンは、カリフォルニアの山火事はユダヤ人の宇宙レーザーが原因だとツイートして、下院のいくつかの委員会のポストを辞めさせられている。