バイデン次期政権の下「台湾は『中国に対する防波堤』になれる」(国防アナリスト)
Taiwan Could Be America's 'Maritime Israel,' Says Taipei Defense Guru
2021年1月20日(水)20時30分
バイデン次期政権の外交チーム──次期国務長官アンソニー・ブリンケン元国務副長官や次期国家安全保障担当補佐官に就任予定のジェイク・サリバン元副大統領補佐官(国家安全保障担当)、そして新ポストのインド太平洋調整官に指名されたカート・キャンベル元国務次官補らは、中国の台頭と脅威を坐視するわけがないと蘇は言う。
気候変動と核不拡散では中国と協力し、安全保障と人権保護では中国と対抗する「柔軟な封じ込め」戦略がバイデン政権の特色になるという。
台湾の旧友でもあるキャンベルは「アジアの先生」で、「中国の海軍増強には数十年前から懸念を示していた。彼の懸念は現実になった」と、蘇は言う。
「キャンベルが、中国と西側との橋渡し役を務めてくれるという中国政府の期待は裏切られるだろう」
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