OPECプラス8カ国、5月から日量41万バレル生産拡大で合意

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の有志8カ国は3日、オンラインで開催した会合で、自主減産の一段縮小で合意した。(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
Olesya Astakhova Ahmad Ghaddar Alex Lawler
[ロンドン/モスクワ 3日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の有志8カ国は3日、オンラインで開催した会合で、自主減産の一段縮小で合意した。5月から日量41万1000バレル生産を拡大する。OPECが発表した。
8カ国による5月の増産量はこれまで日量13万5000バレルの予定だった。今回の決定は想定を上回る内容と受け止められ、トランプ米大統領による相互関税の発表を受けて下落していた原油価格はさらに下げ幅を拡大した。
OPECは「市場の基礎的条件が健全で市場見通しが前向きなこと」を要因とし、増産量に関して「当初5月に予定されていた分と、2カ月の増産分を合わせたもの」と説明した。「段階的な増産は、市場の状況に応じて一時停止や見直しの可能性がある」と言及した。
8カ国は、ロシア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェート、イラク、アルジェリア、カザフスタン、オマーン。8カ国は日量220万バレルの自主減産を段階的に縮小することで合意し、4月から生産量を増やしている。
有志国の取り組みとは別に、OPECプラスは市場下支えのため、2026年末まで日量365万バレルの減産も実施している。
OPECの声明によると、OPECプラスの8カ国は5月5日に会合を開き、6月の生産量を決定する。