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感染症対策レムデシビル、欧州初のコロナ治療薬として承認 酸素供給が必要な12歳以上という条件付き
欧州医薬品庁(EMA)は25日、米ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬「レムデシビル」を新型コロナウイルス感染症の治療薬として条件付きで承認した。カイロで撮影(2020年 ロイター/AMR ABDALLAH DALSH)
欧州医薬品庁(EMA)は25日、米ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬「レムデシビル」を新型コロナウイルス感染症の治療薬として条件付きで承認した。欧州での正式承認に向けた初の治療薬となる。
同庁の医薬品評価委員会(CHMP)が、肺炎症状があり酸素供給が必要な12歳以上の患者への使用を勧告した。
EMAの条件付き販売許可は、有効性と副作用に関する必要なデータがそろう前に域内で1年間の販売を認めるもの。ギリアドは年内に最終的なデータを提出する。
EMAは今月8日、「ファストトラック(迅速手続き)」を通してレムデシビルの承認を急ぐと表明していた。
レムデシビルはすでに米国、インド、韓国で重症患者向けの緊急使用が承認されており、日本でも承認を得ている。
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