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コロナ規制緩和

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(11日現在)

2020年5月11日(月)18時30分

新型コロナウイルスの影響で休園していた米ウォルト・ディズニーの中国・上海ディズニーランドが、約3カ月ぶりに営業を再開した。当面は入場者数を制限する。写真は上海で11日撮影(2020年 ロイター/ALY SONG)

■中国自動車販売、4月は約2年ぶりにプラス成長 コロナ制限緩和で

中国汽車工業協会(CAAM)が公表した統計によると、4月の自動車販売台数は前年同月比4.4%増の207万台だった。前年比でプラスとなるのは2018年6月以来約2年ぶり。経済活動が再開し始め、新型コロナウイルスに関連した移動制限が緩和されたことを受け、ショールームに来訪する顧客が増えた。

■仏自動車メーカーは生産国内回帰を、見返りに政府支援=財務相

フランスのルメール経済・財務相は11日、国内自動車メーカーは政府支援と引き換えに生産の国内回帰をさらに進める必要があるとの認識を示した。

■独企業の破綻、4月は前年比13.4%減=連邦統計庁

ドイツ連邦統計庁によると、4月の企業破綻申請件数は前年比13.4%減少した。新型コロナウイルス危機のただ中にもかかわらず減少した。

■〔情報BOX〕新型コロナウイルス、世界の感染者413万人超す 死者28.2万人

ロイターの集計によると、新型コロナウイルスの感染者は世界全体で413万人を超え、死者は28万1778人となった。

■BUZZ-インド10年債利回り急伸、政府が借り入れ計画発表

*インドの10年債利回りが急伸。インド政府が新型コロナウイルス対策の一環で市場からの借り入れを大幅に増やす方針を決めたことが背景。

■ニュージーランド、14日から条件付きで経済活動を再開

ニュージーランド政府は11日、14日から商業施設や映画館、飲食店、ジムなどの営業を条件付きで再開する方針を決定した。

■日産の4月中国販売台数、前年比1.1%増 市場全体が回復

■〔焦点〕明示的な政策指針示せない中銀、FRBは近く戦略修正も

■新型コロナで人員削減広がる、医薬品業界は影響受けず=独IFO

ドイツのIFO経済研究所は11日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、多くの業界が人員削減に動いていると指摘した。

■米NY州、介護施設での新型コロナウイルス対策を強化

米ニューヨーク州は10日、高齢者施設などでの新型コロナウイルス対策強化を発表した。

■英政府の企業支援策、コロナ倒産回避には不十分=業界団体

英小売業界が政府に対し、企業支援のため政府が打ち出している資金提供や融資などの対策は「迫り来る多数の企業倒産」を阻止するには不十分と警告した。

■中国の対米直接投資が昨年減、今年はコロナが双方向圧迫=報告書

調査会社ロジウム・グループと米中関係全国委員会の報告書によると、昨年の中国の対米直接投資額は50億ドルと、両国の緊張が高まる中で前年の54億ドルから減少し、2009年以来の低水準となった。

■韓国輸出、5月1─10日は46.3%減 新型コロナで需要激減

韓国の税関統計によると、5月1─10日の輸出は前年同期比46.3%減、輸入は同37.2%減で、ともに大幅な落ち込みを記録した。新型コロナウイルス危機を背景に世界的な需要が激減する中、国内経済と国際貿易を巡る見通しの弱さが浮き彫りになった。

■米アパレル小売りのステージ・ストアズ、連邦破産法の適用申請

米アパレル小売りのステージ・ストアズが10日、連邦破産法第11条の適用を申請した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う店舗閉鎖が打撃となった。

■中国のコロナ新規感染者、4月下旬以来の高水準 武漢でクラスター

中国本土で10日に確認された新型コロナウイルスの新たな感染者は17人と前日から増加し、4月28日以来の高水準となった。震源地となった湖北省武漢市では、ロックダウン(都市封鎖)解除後初となるクラスター(集団感染)が確認され、感染再拡大に対する懸念が高まっている。


【関連記事】
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