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異常気象世界各地に猛暑到来、数字で読むアメリカの異常気象
Bummer Summer
今年はアメリカの大西洋岸を14の熱帯低気圧が襲うと予測されている Elen11-iStock
<世界各国と同様、史上最高に暑くて雨の多い夏を迎えるかもしれない今年のアメリカ――その異常気象ぶりを数字で見てみると>
豪雨や豪雪に見舞われ観測史上最大規模に「湿った」冬に続いて、史上最高に暑くて雨の多い夏を迎えるかもしれない今年のアメリカ。現在はハリケーンの季節だが、コロラド州立大学大気科学科の予測では、今年は大西洋岸を14の熱帯低気圧が襲う(そのうち強力化してハリケーンになるものが6つ)。
昨年11月、州史上最悪の山火事を経験したカリフォルニア州では今年も大規模な山火事が例年以上に起こり得ると当局はみている。さらに海洋大気局(NOAA)によれば、中西部でかつてないほどの洪水が起こる可能性があるという。
18年で特に被害額の大きかった自然災害
<本誌2019年7月30日号掲載>
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