次期大統領選でのポストトランプ最右翼? ヘイリー米国連大使、憶測呼ぶ「退任後」
さらにここにきて、トランプ氏が20年の選挙で副大統領候補を現職のマイク・ペンス氏からヘイリー氏にすげ替えるとの見方も急浮上しつつある。
サウスカロライナ州の共和党委員長を務めたカレン・フロイド氏は「ヘイリー氏の政治人生は前途洋々で、恐らく副大統領かそれ以上の道が開けている」と話す。トランプ氏は女性の大多数に支持されておらず、ヘイリー氏が女性票取り込みに投入される展開はあり得る。
チャールストン大学のクレア・ウォフォード教授(政治学)は、ヘイリー氏が選挙勝利の確率を高められる方法をいくらでも思いつくのは確かだと述べた。
ただ共和党のストラテジスト、リック・タイラー氏は、副大統領候補がペンス氏からヘイリー氏になる事態は「ありそうもない」とみている。ヘイリー氏の将来は大きく開かれているものの、もうトランプ政権には復帰しないのではないかという。
(Ginger Gibson記者)
2025年1月21日号(1月15日発売)は「トランプ新政権ガイド」特集。1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響を読む
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら