トランプ:北の非核化に「リビア方式」は求めない──ボルトンと矛盾
リビアの場合、アメリカはカダフィ大佐に対して体制保証や軍事的、経済的支援を約束していないことから、米朝関係と米リビア関係は違うと、トランプは主張した。
この発言は、明らかにアメリカが、北朝鮮の非核化と引き換えに経済支援を約束する意思があることを示唆している。トランプはまた、北朝鮮が韓国と同様の経済発展の道を歩むことができるだろうとも述べた。
一方でトランプは、米朝間で非核化の合意に至らなければリビアと同様、北朝鮮も破壊できると警告した。これもボルトンが「リビア方式」を唱える中で言及していることで、トランプはボルトン発言の別の側面を強調したことになる。
さらにトランプはこう言った。「しかし(米朝が)合意すれば、金正恩は、とてもとても幸せになるだろう」
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