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基軸通貨フランス中央銀行、既に人民元を外貨準備に組み入れ
2018年1月16日(火)09時44分
1月15日、フランス中央銀行は、外貨準備の一部として既に人民元を保有していると明らかにした。写真は人民元紙幣。昨年5月撮影(2018年 ロイターS/Thomas White/Illustration)
フランス中央銀行は15日、外貨準備の一部として既に人民元を保有していると明らかにした。ドイツ連邦銀行(中銀)は先に、外貨準備に人民元を組み入れる方針を発表している。
仏中銀は声明で「外貨準備の大部分は引き続き米ドルに投資されており、人民元を含む限られた数の国際通貨への分散化も行っている」とした。
独連銀による外貨準備組み入れ決定を受けて人民元は15日の取引で、対ドルで約2年ぶりの高値を付けた。
仏中銀は外貨準備の通貨構成は公表しないとした。人民元を初めて組み入れた時期も明かしていない。
[パリ 15日 ロイター]
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