キャサリン妃第3子懐妊で、英王位継承順位はこう変わる!
■第7位 ヨーク公爵アンドルー王子(57歳)
エリザベス女王の第3子で、兄はウェールズ公チャールズ。米国版Newsweekは「チャールズ皇太子とダイアナ妃が生みだした相続ラインの強固な布陣を踏まえると、王座に上ることは、まず、ない」としている。
慣習法の裏付けは1701年に制定された法律
イギリス王室の規範を示してきた「慣習法」は、女子より男子を優先しているのが時代遅れだと問題視されてきた。この裏付けとなっていたのは、なんと300年以上も前に制定された「1701年王位継承法」。2011年に当時のニック・クレッグ副首相が、性別に関わらず長子を優先させるよう法改正を進めたい意向を示したのに続き、デービッド・キャメロン首相も改革に賛同。同時に、カトリック教徒または、カトリック教徒と結婚している者の王位継承を禁じる規制を改めるべきとの考えを明かした。
その後、3世紀以上の時を経て、ようやく「2013年王位継承法」が制定。2015年3月26日より施行された。
ちなみに、結婚まで秒読み状態とされるヘンリー王子のお相手、メーガン・マークルはカトリック教徒という。こちらも「2013年王位継承法」で、懸念はクリアされたはず。ロイヤルファミリーのおめでたいい話題が、続くのだろうか。
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