早さより味 マックが賭ける生肉パティのクォーターパウンダー
ダラス郊外のマクドナルド店舗でアシスタントマネジャーを務めるクラウディア・バルセナスさんは、生の牛肉を使用したクォーターパウンダーの提供は、特に焼き加減が「ウェルダン」で注文を受けた場合は遅れることがあると、店員は顧客に伝えているという。
「1分程度、余計に時間がかかることを説明しなければいけない」とバルセナスさんは語った。
この実験的試みが全米店舗に広がるなか、マクドナルドの顧客にとってそれが価値あることなのかどうかはまだ分からない。
ダラスにある別店舗では、ランチタイムにフアン・ロドリゲスさん(20)が生の牛肉を使用したクォーターパウンダーをドライブスルーで待っていた。3分の表示を見て、ロドリゲスさんはイライラし始めた。
「さらにおいしくなっているのであれば、待つのは気にしない」とロドリゲスさん。「でも、味が変わらないなら、待つのは嫌だ」
(Lisa Baertlein記者、Liz Hampton記者 翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)
