ニュース速報
ビジネス

米ビザ、1─3月は利益が予想上回る 300億ドルの自社株買い発表

2025年04月30日(水)09時34分

 4月29日、米クレジットカード大手のビザが発表した第2・四半期(1─3月期)決算は、調整後の利益が市場予想を上回った。2021年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

Pritam Biswas

[29日 ロイター] - 米クレジットカード大手のビザが29日に発表した第2・四半期(1─3月期)決算は、調整後の利益が市場予想を上回った。カード利用額が着実に伸びた。300億ドル規模の自社株買い計画も発表した。

決済取扱高は8%増と大幅に増加。収入は9%増加し96億ドル。

ライアン・マキナニー最高経営責任者(CEO)は電話会見で、「マクロ経済の影響から免れることはできないが、われわれの驚くほど多様なビジネスモデルは、さまざまな環境に直面しても耐性があることが証明されており、直近では第2・四半期がそうだった。こうした耐性が、われわれの業績見通しにも反映されている」などとコメントした。

調整後利益は54億ドル(1株当たり2.76ドル)。前年同期は51億ドル(2.51ドル)、予想は1株当たり2.68ドルだった。

また、通期の純収入の伸び率見通しを、従来の1桁台後半─2桁台前半から、2桁台前半に修正した。LSEGがまとめた予想は10%。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

豪CPI、第1四半期コア指数は約3年ぶり低水準 5

ビジネス

印タタ新工場でアイフォーン生産開始、フォックスコン

ビジネス

商船三井の今期、純利益6割減予想 米関税と円高織り

ビジネス

米メルク、10億ドル投じデラウェア州に新工場建設へ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは? いずれ中国共産党を脅かす可能性も
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    ポンペイ遺跡で見つかった「浴場」には、テルマエ・…
  • 5
    中居正広事件は「ポジティブ」な空気が生んだ...誰も…
  • 6
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
  • 7
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 8
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 9
    トランプの中国叩きは必ず行き詰まる...中国が握る半…
  • 10
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 5
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 6
    教皇死去を喜ぶトランプ派議員「神の手が悪を打ち負…
  • 7
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 8
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 9
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 10
    健康寿命は延ばせる...認知症「14のリスク要因」とは…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 7
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 8
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 9
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中