京都会議に先立つ同年10月、北京で開催された国際会議でスピーチに立ったエクソンのリー・レイモンドCEOは、「21世紀、さらにそれ以降の世界で、どのように気候変動が起こるかについては、まだ多くのことがわかっていない。それを認めようではないか」と、呼び掛けていた。
サイトの取材に対してエクソンは、「弊社の研究は常に最新の科学的合意、そのメインストリームの枠内で実施され、弊社の業務は科学研究が導く包括的な方向性に沿っている」と回答した。さらにエクソンは、地球温暖化は実際に進行していて、その対策として「行動が必要だ」と確信している、という考えも示した。