男女同一賃金を勝ち取るまで──女子サッカー界のレジェンド、ミーガン・ラピノーに聞く
PROUD OF OURSELVES
ツイッター上で殺すぞという脅迫を受けたこともある。でも、そこまで恐怖は感じなかった。私はアメリカ人として(法の下で)守られていることを知っている。何かを言うときも、サッカーをしているときも、白人だから私は守られている。この国の人間として、みんな自分にできることをするべきだと思う。そうすれば、世の中を少しずつでも良くしていける。
――あなたはプロのサッカー選手として目覚ましい成績を残している。これまでのプロ生活を振り返って、最も素晴らしいことは?
私はスポーツが好きだし、成功することも勝つことも好き。でも、それはあくまでスポーツにすぎない。世界で一番重要なことではない。
私たちはスポーツを通じて、本当に大切なことを実現できた。男女同一賃金の合意はもちろん大事だが、今の私たちは競技以外の場でも対話に参加できるようになった。それが最高に誇らしい。
――多くの女性がスポーツに参加できるようになった1つの要因として制定50周年を迎えた「タイトルナイン」がある。この法律は女性がスポーツに参加する公平な場をつくる役割を果たしてきたが、やり残されていることはある?
すごくもどかしい気分だ。タイトルナインはうまく機能し、さまざまな面で良い影響を与えてきたけれど、それをさらに発展させる新たな法律が生まれてこない。
例えばプロの世界では、男子スポーツに何十億ドルも投資されている一方、女子スポーツへの投資額はせいぜい数百万ドル。このことを誰も疑問に思わないでいる。
法律で平等を実現できるのなら、もっと先へ進まなければいけない。そうしないと、女子スポーツは頭打ちになってしまう。現状で満足してはいけない。
――女子スポーツ界におけるトランスジェンダー女性の問題は、かなりの頻度で起きているが、その多くには何か邪悪な意図が感じられる。どうすれば、誰かの口を封じることなく、この件についてきちんと話をする場をつくることができる?
ケイティ・レデッキー(アメリカの水泳選手)が圧倒的な差をつけてゴールしても誰もケチをつけなかったのに、キャスター・セメンヤ(南アフリカの陸上選手で、オリンピックで金メダル2個を獲得)は試合に参加できない(自然にテストステロン値が高い女性アスリートは、その値を下げない限りは一部の競技に参加できないという裁定が下ったため)。ケイティの肩幅はものすごく広いのに。
性別を問題にされている若者の大半は、ただ試合に出たいだけ。もう十分に大変な思いをしてきたのだから、あの子たちに好きな競技をさせてあげたい。
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