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フランス極右ルペン氏、「有罪判決」で大統領選に出馬禁止へ...それでも「国民連合」人気は衰えず

Gonzalo Fuentes-Reuters
<支持率34~37%と首位に立つマリーヌ・ルペンに、公金不正流用財で禁錮4年と被選挙権停止5年の判決。本人は「民主主義の否定を受け入れるつもりはない」と抗議>
[ロンドン発]仏パリの裁判所は公金不正流用罪に問われた強硬右派・国民連合指導者マリーヌ・ルペン氏に拘束4年と被選挙権停止5年、罰金10万ユーロを言い渡した。2027年大統領選を目指すルペン氏は控訴する方針だが、出馬できるかどうか崖っぷちに追い込まれた。
欧州連合(EU)と仏当局は14年から国民連合の組織的な不正流用疑惑を捜査。ルペン氏ら元欧州議会議員9人とスタッフ16人が欧州議会から支給された400万ユーロ以上を不正流用した証拠を集めた。ルペン氏は中心的役割を果たしたとされる。
ルペン氏は仏民放TVに出演し「これは政治的な決定だ。判事は私が大統領選に立候補し当選することを妨害するため刑の即時執行を決定した。法の支配は完全に踏みにじられた。フランスの有権者は判事によって大統領選の有力候補を奪われた」と指弾した。
ルペン氏「民主主義の否定を受け入れるつもりはない」
判決は欧州議会議員の秘書に支給された給与を国民連合の活動に不正流用していたと認定した。拘束刑は執行猶予2年、残り2年は電子ブレスレットを着けて監視されるためルペン氏は収監されない。検察は昨年11月、禁錮5年と被選挙権停止5年を求刑していた。
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