ウニクレディト、BPM株買い付け28日に開始 Cアグリコルも出資拡大

4月2日、イタリアの銀行大手ウニクレディトは、イタリアの同業バンコBPMの買収計画について、株式公開買い付け(TOB)を4月28日から開始すると発表した。写真はウニクレディトのロゴ。ローマで2024年11月撮影(2025年 ロイター/Yara Nardi)
Valentina Za
[ローマ 2日 ロイター] - イタリアの銀行大手ウニクレディトは2日、イタリアの同業バンコBPMの買収計画について、株式公開買い付け(TOB)を4月28日から開始すると発表した。
一方、フランスの同業クレディ・アグリコルは2日、バンコBPM株を最大19.9%まで買い増す認可を欧州中央銀行(ECB)から得たことを明らかにした。
クレディ・アグリコルは2022年にバンコBPM株の9.2%を取得して大株主となった。今回のECBの認可を受け、19.8%の株式を保有するとしている。
クレディ・アグリコルは、ウニクレディトに対抗してバンコBPMを買収する可能性を否定しているが、金融関係者はクレディ・アグリコルの存在がウニクレディトの計画の大きな障壁になると指摘している。
クレディ・アグリコルにとってイタリアは本国以外で最大の市場。消費者金融事業と保険事業でバンコBPMと提携している。
ウニクレディトは3月28日、バンコBPMを140億ユーロ(151億1000万ドル)規模の株式交換で買収する認可をECBから得た。2日にイタリア証券取引委員会(CONSOB)から株式買い付けに関する計画を承認されたことを明らかにした。
株式の買い付け期間は4月28日─6月23日。