世界的ベストセラー作家が体当たりで調べた「40代女性は女子か」問題
思春期から35歳までは私たちはエゴに支配されています。社会的な地位を追求し、他人からの承認を求める私たちの不安定な部分です。この時期は社会規範に従いつつ、家族やキャリアを確立させます。
けれども35歳か40歳くらいになると変化が出てきます。ユングがそうであったように、この年齢になると今まで隠そうとしたり、恥じてきた自己に向き合わなくてはならなくなります。(『フランスの女は39歳で「女子」をやめる』124ページ)
その結果、「なりたいと望んでいる自分」と「現実の自分」のギャップについてもがいたり、落ち着かなくなってしまう。そして「自分にできることは何か?」「自分が本当に得意なことは何か?」「自分が本当にやりたいことは何か?」などを自問し、その過程で自分なりの解決策を見出したり、方向転換するようになるのが40代だという。
本書には、その具体的な悩みとして、自分のキャリア、家族、断る力(時間管理術)、「中年の危機」、結婚生活の維持、セックス、また心身の不調や病気、そして子育てと同時に起こる親の介護など、現代の40代女性が考えておくべき25の項目が含まれている。
フランス人女性は「実年齢マイナス5歳」を目指す
そこからドラッカーマンが学んだことは、フランス人女性の加齢に対する姿勢だ。アメリカ人女性が見かけ年齢を「実年齢マイナス20歳」を目指すに対して、フランス人女性は「実年齢マイナス5歳」くらいを目指すという。
フランス人女性は年齢はもちろんのこと、自分の姿や心、個性がこの世に存在すべき場所があると強く信じ、自分自身を正しく認識して受け入れていく。それは歳を取ることに対してまったく何もしないわけではないが、年齢不応で不自然なことはしないということでもある。
そして、なぜフランス人女性がこれほどまでに歳を重ねることに対していつも堂々と前向きであるかについては、「ファム・リーブル(femme libre)」、つまり「自由な女」の概念が社会で広く共有されていることを指摘する。
フランスにおける「自由な女」は、人目を気にせずに好き勝手するという意味ではなく、成熟した大人のステージに上るという憧れであり、自立したエレガントな女性への最高の賛辞なのだ。
一般的にはフランスでは20、30代というのは期待された通りのことをしている期間であると理解されています。けれども40代に入ると、本当に自分に合っていることをするようになってきて次第に「自由になる」と。
(略)
しかし、「自由な女性」とは大人の要素が多分に必要です。実直であり、目的意識を持っています。にもかかわらず、自分に関わることであまり気に病みません。自分の体を心地よく感じていて喜びを味わう方法を知っています。フランス人でなくとも、こういった女性を目指すのは悪くないと思います。(『フランスの女は39歳で「女子」をやめる』292~294ページ)
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