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南極「終末の氷河」に崩壊の危機、最大3m超の海面上昇、バングラデシュ水没に【最新報告書】

The “Doomsday” Glacier

2024年10月10日(木)18時25分
トム・ハワース(本誌自然・科学担当)

緊急かつ持続的な気候変動対策は、ダメージを軽減する上である程度、役立つだろう。

とはいえ効果が出るまでには時間がかかると、ITGCの科学コーディネーターで、米コロラド大学環境科学共同研究所地球科学観測センターの上級科学研究員、テッド・スキャンボスは警告している。氷河後退の主な要因である温かい海水の流入を減速させる場合、特に時間が必要だ。


「遠くの出来事に思えても、スウェイツが人類に与える影響は今後数十年以内に誰もが確実に体感する」と、リバーマンも懸念を口にする。「氷河の変動をなるべく早く重視し、理解に努めれば、将来世代が影響の緩和に成功する可能性を高めることができる」

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