宿泊客と地域をつなぐ「ご当地結びスタ」...スーパーホテルだから出来る「持続可能な観光」とは?
お客さまとをつなぐ手書きのカード
<コロナ禍で大打撃を受けたホテル業界や飲食業界。観光と地域創生を結ぶ革新的な取り組み「ご当地結びスタ」が、注目を集めている>
世界を変えるには、ニュースになるような大規模なプロジェクトや商品だけでは不十分。日本企業のたとえ小さなSDGsであっても、それが広く伝われば、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づいていく──。この考えに基づいてニューズウィーク日本版は昨年に「SDGsアワード」を立ち上げ、今年で2年目を迎えました。その一環として、日本企業によるSDGsの取り組みを積極的に情報発信していきます。
宿泊客と地域を繋ぐ取り組み「ご当地結びスタ」
日本を代表する大手ビジネスホテルチェーン、スーパーホテルは2020年から、国内に170店舗以上を展開する全国チェーンの強みを活かした「ご当地結びスタ」という取り組みを実施している。
「ご当地結びスタ」とは、ホテルが宿泊客と地域の架け橋となることで、地域独自の文化や特性を掘り起こし、それを宿泊者と共有する、持続可能な観光を目指す取り組みだ。コロナ禍による観光需要の急激に減少をきっかけに、地域の魅力を再発見するために一部の店舗でスタートしたが、現在では全国の店舗に拡大している。
「ご当地結びスタ」では、スタッフ一人ひとりが観光地・飲食店・カフェなどさまざまなジャンルから魅力を見つけ、地元の人が良く使う飲食店を紹介したり、おすすめのお土産を紹介することもあるという。
「『観光雑誌には載っていなかったお気に入りのお店が見つかった』『地元の方の行きつけのディープな雰囲気を堪能できた』などのお声をいただき、満足度の向上にも寄与しています」と、経営品質本部 星山英子氏は話す。
ホテル、飲食店、宿泊者の「三方良し」の実現
宿泊を通じて地域に貢献する「ご当地結びスタ」の取り組みは、日本で深刻化する人口減少や地域経済の縮小といった課題の克服を目指す、地方創生にも寄与するものになり得る。
地方創生には、人々が安心して暮らせる持続可能なまちづくりと地域活性化が重要となるが、その指針となるのが、まさにSDGsのゴール11「住み続けられるまちづくりを」だからだ。
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