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小中高の先生たちを、持続可能なビジネスモデルで支援 ARROWSが提供する「SENSEI よのなか学」とは?

2023年12月28日(木)13時00分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー

公金に頼らない民間だけで学校現場を支援する持続可能なビジネスモデル

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資生堂と共同開発した教材(先生が授業で使うスライド)の一部。こういった企業との連携が「SENSEI よのなか学」の特徴だ。

「SENSEI よのなか学」の大きな特徴が、サービスを提供する学校サイドからは金銭を一切受け取らず、連携する企業から得ている点だ。

「学校に何かを提供しようとすると、学校や行政、もしくは保護者からお金をいただくのが一般的です。しかし、予算がなかったり、彼らが支払う意思がない場合には子どもたちに学びを届けることができません。そのため、この取り組みでは公金に依存せず、民間の力で先生個人を支援するというアプローチを取ることにしました」と、浅谷氏は語る。

企業が制作費を提供するメリットは、先生・子どもへの貢献といった社会的な価値に加えて、「若年層・保護者層の中長期的なファンづくり」という経済的な価値もある。これらのメリットが企業にとって大きいため、積極的に制作費を提供しやすい構造となっており、持続可能なビジネスモデルとなっている。

さらに、「日常でのサステナブル活動」や「プラスチックと海洋汚染・環境問題」など、持続可能な社会の実現に向けたテーマの教材を多数開発している。こうしたテーマを学校教育の中に取り入れることで、たくさんの子どもたちに届けることが可能となる。SDGsの達成について考え、行動する人が一人でも増えるきっかけになるだろう。

2015年に国連に採択されて始まったSDGsは、瞬く間に教育の世界にも広がり、これまでとは違い、より多様な視点をもつように学ぶことが教育現場にも求められている。一人ひとりが持続可能な社会の担い手として育つ質の高い教育を提供するためにも、これからの学校の現場ではARROWSのような民間の力も導入していくべきだろう。

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