最新記事
ランニング

「たったの10分間でもいい」ランニングをムリなく継続して効果を出せるコツ

2024年12月20日(金)12時54分
SUI(シンガーソングランナー)*東洋経済オンラインからの転載
「たったの10分間でもいい」ランニングをムリなく継続して効果を出せるコツ

TimeImage Production -shutterstock-

<なかなかランニングが続かない...ランニング歴15年でYouTube登録者数16万人以上を擁するシンガーソングランナー・SUIさんは小さな目標を立て、継続することが大事だという>

ダイエットの手法として、真っ先に思いつく運動の1つがランニングですが、「体力がある人がやるもの」といったハードなイメージがつきまといます。理想のスタイルや健康のためと思っても、それをしのぐ「めんどくささ」に負けて、たるんだお腹を見なかったことにしている自分に自己嫌悪......なんていうこともあるかもしれません。

しかし、ランニング歴15年でYouTube登録者数16万人以上を擁するシンガーソングランナー・SUIさんは「ランニングは、ムリせず、自分のペースで続けることが最も大切! 小さな目標を立て、継続することで効果が最大限に発揮される」といいます。

つまり、走ることを続けられさえすれば、「もともと運動が得意かどうか」は、ランニングによるダイエット効果や健康効果の多寡を左右するものではないということです。

SUIさんの著書『10分で心と体が変わる ズルいランニング』より、ランニングをムリなく継続して、望む効果を出せるようになるための考え方と、具体的な初心者向けランニングプログラムを一部抜粋してご紹介します。


「途中で疲れたら歩く」でOK

「もう歳だから、今からじゃ走れるようにはならないよ」

そんなふうに、ランニングに抵抗がある人は少なくありません。でも、ランニングは年齢を問わず、全世代が楽しめる運動です。

私の知り合いにも、60代から始めた人がいますし、還暦から始めて80歳を超えてマラソン大会に参加することを趣味にしている人もいます。

ただ、何歳になってもランニングを楽しむには、大切なことがあります。それは、人と比べずにマイペースに続けることです。

初心者はよく「〇kmを完走しよう!」「〇時間で走り切ろう!」と、いきなり高い目標設定をしてしまいがちです。

こうなると、つらくなって挫折しやすくなるだけでなく、故障のリスクも上げてしまいます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ミャンマー地震の死者1000人超に、タイの崩壊ビル

ビジネス

中国・EUの通商トップが会談、公平な競争条件を協議

ワールド

焦点:大混乱に陥る米国の漁業、トランプ政権が割当量

ワールド

トランプ氏、相互関税巡り交渉用意 医薬品への関税も
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジェールからも追放される中国人
  • 3
    突然の痛風、原因は「贅沢」とは無縁の生活だった...スポーツ好きの48歳カメラマンが体験した尿酸値との格闘
  • 4
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 5
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 6
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 7
    なぜANAは、手荷物カウンターの待ち時間を最大50分か…
  • 8
    最古の記録が大幅更新? アルファベットの起源に驚…
  • 9
    不屈のウクライナ、失ったクルスクの代わりにベルゴ…
  • 10
    アルコール依存症を克服して「人生がカラフルなこと…
  • 1
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 2
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 3
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えない「よい炭水化物」とは?
  • 4
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 6
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 7
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 8
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大…
  • 9
    大谷登場でざわつく報道陣...山本由伸の会見で大谷翔…
  • 10
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 6
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中