定説「赤身肉は心臓に悪い」は「誤解」、本当の悪者はその隣にいる【心臓外科医が提唱】
2024年11月28日(木)16時40分
つまり白いパンやパスタ、白米を減らし、全粒粉のパンや玄米に替えること。「糖尿病にも癌にも、高血圧にもアルツハイマー病にもインスリン抵抗性と炎症が関与している」と、オバディアは言う。「炭水化物を控えて動物性タンパク質をたくさん取る。そうすればインスリン抵抗性に対処し、炎症を防ぎやすい」
ただし「肉ばかりで炭水化物なしの食生活を長く続けるのは体に悪い」と、管理栄養士のニコラ・ラドラムレインは忠告する。大事なのは「食材の種類が豊富でバランスの取れた食事」で、赤身の肉をメインにするのは週に2回程度がいいそうだ(もちろん、その場合も食物繊維の豊富な野菜をたっぷり添えて)。