「朝の歯磨きは食前・食後?」 歯科医師・医師が教える毎日の正しい歯磨き習慣で腸内環境も改善する
【歯みがき剤は量よりも使い方が大事】
使ってみて、よいと思ったらその歯みがき剤を継続して使うのはよいのですが、問題は歯みがき剤の使い方です。
歯みがき剤には発砲剤(泡の出る成分)が含まれているので、1分ぐらい磨いていると口の中が気持ちよくなってきます。
その気持ちよさにだまされないでほしいのです。
自分ではスッキリしたと思っていても、実際は口の中がネバネバしているということがあります。
ネバネバの正体はプラークなのですが、その段階でオーラルケアを終了してしまえば、歯周病予防にはなりません。
ですから、歯みがき剤はあまり付けすぎずに使うのがコツ。
歯科衛生士も、歯みがき剤はあまりつけないでみがきましょうと、アドバイスすると思います。意見が1つではありませんが、小豆大くらいの量でよいのではないかと思っています。
いずれにしても、オーラルケアで大事なのは、プラークを取ること。歯みがき剤は補助的なものだと思ってください。
いくら歯周病によい成分が入っているからといっても、それに頼ってケアをおろそかにすれば、歯周病予防にはなりません。
【むし歯予防成分「フッ素」をうまく取り入れよう】
なお、歯周病ケアに特化したものではありませんが、歯みがき剤でよく見かける成分があります。
それは「フッ素」です。最近、日本口腔衛生学会など4学会が、フッ化物(フッ素)配合の推奨される利用方法の声明を出しました。
それは6歳から成人・高齢者においては、フッ化物濃度1400~1500PPMを配合した歯みがき剤を、歯ブラシ全体に1.5~2cm程度つけてみがきましょう、というものです。
2017年3月、「フッ化物配合の歯みがき剤」のフッ化物イオン濃度の上限が1000PPMから1500PPMに引き上げられたので、フッ素の含有量が多い歯みがき剤を選びたい人は、1400~1500PPMのものを選びましょう。
フッ素はむし歯の予防に効果がある成分です。もちろん歯周病が心配な年齢の人でもむし歯のリスクはあります。
むし歯も歯周病同様、プラークコントロールが何より大事ですが、有効成分を確認し、うまく活用しましょう。
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