最新記事
リアリティー番組

米ダンスバトルの長寿番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ(DWTS)』成功の方程式

A Clear Formula for Success

2024年11月21日(木)22時43分
ビリー・シュワブ・ダン(エンターテインメント担当)
シーズン33で注目のペア、若手ダンサーのアーノルドと五輪メダリストのネドロシク

若手人気ダンサーのアーノルド(左)と五輪メダリストのネドロシクはシーズン33で注目のペア ERIC MCCANDLESS/GETTY IMAGES

<セレブとプロの本気のダンスに魅了されて──SNSを活用するリアリティー番組のPR戦略>

ダンスに自信があるセレブがプロのダンサーとペアを組んで競い合う『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ(DWTS)』。テレビ放映開始から約20年が経過してもなお、人気は衰えていない。

今秋に始まったシーズン33には俳優のエリック・ロバーツ(エマ・ロバーツの父でジュリア・ロバーツの兄)や、パリ五輪の7人制ラグビーのアメリカ女子代表で銅メダルを獲得したイロナ・マーハらが参戦し、ミラーボールトロフィーを目指している。

Premiere Opening Number | Dancing with the Stars


DWTSがこれほど長く愛される理由を、PRの専門家はどうみているのか。

PR会社オート・イン・テキサスのアキーラ・メンデス・バルデス創業者兼CEOは、出演者を選ぶプロセスに明確な方程式があると語る。

「DWTSは、長く続いている不動のブランドと、シーズンごとに新鮮な顔触れのセレブを融合させる点がユニークだ。毎回、特定の方程式に基づいて出演者を選んでいる。話題沸騰中の人、愛されるレジェンド、一部の視聴者から失敗することをひそかに期待され、物議を醸すセレブ。不動のフォーマットだから安心して見ていられる」

税制
日本のモデルは「合理的」。安定財源として期待される「たばこ税」はどうあるべきか?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ルーマニア大統領選、NATO懐疑派と左派首相が接戦

ワールド

原油先物2週間ぶり高値近辺、ロシア・イラン巡る緊張

ワールド

WHO、エムポックスの緊急事態を継続 感染者増加や

ワールド

米最高裁がフェイスブックの異議棄却、会員情報流出巡
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 2
    「ダイエット成功」3つの戦略...「食事内容」ではなく「タイミング」である可能性【最新研究】
  • 3
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたまま飛行機が離陸体勢に...窓から女性が撮影した映像にネット震撼
  • 4
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 5
    寿命が5年延びる「運動量」に研究者が言及...40歳か…
  • 6
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 7
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでい…
  • 8
    クルスク州のロシア軍司令部をウクライナがミサイル…
  • 9
    元幼稚園教諭の女性兵士がロシアの巡航ミサイル「Kh-…
  • 10
    「典型的なママ脳だね」 ズボンを穿き忘れたまま外出…
  • 1
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 4
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 5
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 6
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 7
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでい…
  • 8
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱…
  • 9
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたま…
  • 10
    2人きりの部屋で「あそこに怖い男の子がいる」と訴え…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大き…
  • 6
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 7
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 8
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 9
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 10
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中