最新記事
聞く

銀座のママが断言!場の空気を一瞬で悪くする「絶対NGの3K話」とは?

2025年2月4日(火)17時08分
伊藤 由美(銀座「クラブ由美」オーナー)*PRESIDENT Onlineからの転載
銀座のママが断言!場の空気を一瞬で悪くする「絶対NGの3K話」とは?

Brian A Jackson -shutterstock-

<その場にいる全員がイヤな気持ちになる...誰もが気を付けたい周囲に不快感や不信感という「負のオーラ」をまき散らす会話>

銀座の高級クラブ「クラブ由美」のオーナー・伊藤由美さんは、自分の店で「3K話」をすることを禁じている。

伊藤さんは「『3K話』とは、『陰で、コソコソ、ここだけの話だけど』で始まる会話のこと。

その場にいる全員がイヤな気持ちになるので、どんな場所でもこうした話し方は避けたほうがいい」という──。

※本稿は、伊藤由美『銀座のママに「ビジネス哲学」を聞いてみたら』(ワニブックスPLUS新書)の一部を再編集したものです。


負のオーラが立ち込める “3K話” 

数人で固まって声を潜めてヒソヒソ&コソコソ──。私、こういうの大嫌いです。

話題に上っている人が近くにいるのを知っていて、わざと声を潜めて悪口陰口を言い募り、時折、チラ見したりする。こんなのは陰湿なイジメ以外の何物でもありません。

もしこんなシーンを見かけたら、相手が誰であろうと、どんな状況だろうと、「言いたいことがあるなら、面と向かって言いなさい」「人に聞かれて困る話なら、誰もいないところでおやりなさい」と言い放ってしまう自信があります。

こうした「陰で」「コソコソ」「ここだけの話だけど」で始まる「不愉快な3K話」と言えば、たいていは誰かの悪口や陰口と相場は決まっています。だって、いいことを誰かに隠すようにコソコソヒソヒソと話す人はあまりいませんから。

そして3K話をしている集団の周辺には、決まってどす黒い「負のオーラ」が立ち込めているもの。

悪口&陰口から闇を抱えたネガティブな空気が発散されているのです。周囲の人たちは、こうした負のオーラに対して思っている以上に敏感です。

誰かが近くでコソコソ話をしていると、人はみな、「また誰かの悪口を言ってるんだろう」「ひょっとして自分のことを貶けなしているんじゃないのか」などと気になって、イヤな気分になってしまうもの。

職場でも、仲間内でも、誰かがコソコソと3K話を始めると、その場全体が負のオーラ一色になってしまうのです。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

国内超長期債の増加幅は100億円程度、金利上昇で抑

ワールド

ウクライナ、中国企業3社を制裁リストに追加

ワールド

トランプ米大統領の優先事項「はっきりしてきた」=赤

ワールド

イスラエル、ガザで40カ所空爆 少なくとも30人死
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプショック
特集:トランプショック
2025年4月22日号(4/15発売)

大規模関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    しゃがんだ瞬間...「えっ全部見えてる?」ジムで遭遇した「透けレギンス」投稿にネット騒然
  • 2
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ? 1位は意外にも...!?
  • 3
    【クイズ】売上高が世界1位の「半導体ベンダー」はどこ? ついに首位交代!
  • 4
    【渡航注意】今のアメリカでうっかり捕まれば、裁判…
  • 5
    今のアメリカは「文革期の中国」と同じ...中国人すら…
  • 6
    トランプ関税 90日後の世界──不透明な中でも見えてき…
  • 7
    米経済への悪影響も大きい「トランプ関税」...なぜ、…
  • 8
    「2つの顔」を持つ白色矮星を新たに発見!磁場が作る…
  • 9
    300マイル走破で足がこうなる...ウルトラランナーの…
  • 10
    トランプに弱腰の民主党で、怒れる若手が仕掛ける現…
  • 1
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜け毛の予防にも役立つ可能性【最新研究】
  • 2
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ? 1位は意外にも...!?
  • 3
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最強” になる「超短い一言」
  • 4
    あなたには「この印」ある? 特定の世代は「腕に同じ…
  • 5
    パニック発作の原因とは何か?...「あなたは病気では…
  • 6
    中国はアメリカとの貿易戦争に勝てない...理由はトラ…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    しゃがんだ瞬間...「えっ全部見えてる?」ジムで遭遇…
  • 9
    動揺を見せない習近平...貿易戦争の準備ができている…
  • 10
    【渡航注意】今のアメリカでうっかり捕まれば、裁判…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 6
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 7
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 8
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中