1日1分の「お金の教科書」から、自律神経を整える「健康バイブル」まで...いまオススメの新刊本を一挙紹介
自分がバカだと気づかない人たち
『前頭葉バカ社会 自分がバカだと気づかない人たち』
著者:和田秀樹
出版社:アチーブメント出版
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)
「前頭葉バカ」って何?
自分の頭で考えない、変化をきらう、創造性を発揮できない、意欲がわかない、新しいチャレンジをしない、といったことがあたりまえの状態をさします。
怖ろしいことに40代から前頭葉の老化は始まります。思考力、クリエイティビティ、変化への対応力を司る前頭葉に一番ラクをさせる方法が「前例踏襲」や「現状維持」だと和田さんは強調します。
ただし、前頭葉バカは治せます。その処方箋は本書のなかに!
帯の推薦文は和田さんの東大時代の恩師、『バカの壁』の養老孟司さん。巻末には『バカと無知』などで知られる作家、橘玲さんとの特別対談も収録しました。来るAI時代に淘汰されない能力など、熱い和田さんとクールな橘さんが縦横無尽に語り尽くします。新書のベストセラーの巨頭3名が一堂に会した、ある意味、記念すべき1冊です。
巻頭には簡単なチェック形式の「前頭葉バカテスト」付き。自分の現在のバカ度がすぐにわかります。ぜひ書店で手にとってみてください。
(アチーブメント出版 編集部 星川菜穂子)
推しの素晴らしさを言語化
『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない
自分の言葉でつくるオタク文章術』
著者:三宅香帆
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)
あなたに「推し」は、いますか?
アイドル・歌手・俳優などの「人」、漫画・アニメ・映画などの「コンテンツ」、スポーツや釣りなどの「趣味」、自分が大好きで応援しているものを推しと呼ぶようになりました。
推しという言葉は世の中に浸透してきたけれど、推しを語る方法は誰も教えてくれません。そこで、SNS・ブログ・YouTube・ファンレターなどで、「推しの素晴らしさを思いっきり語りたいのに、言葉がでてこない!!」と悩んでいる人のための推し語り本が完成しました。
本書では、宝塚と女性アイドルを愛するオタクの著者が、書評家として長年培ってきた文章技術を「推し語り」に役立つようにまとめあげています。
意外にも、推しを語るのに語彙力や文才は必要ありません。本当に重要なのは、感動したポイントの細分化と妄想力。そして、「推しが大好き!!」という気持ちだけ。
本書を読むと、自分の言葉で推しを語りたくて、うずうずしてきます。ぜひ、推しの素晴らしさを言語化して、推し活をもっと楽しんでください。
(ディスカヴァー・トゥエンティワン編集部・小石亜季)