100冊のノウハウを1冊に...ビジネス書のベストセラー「100冊シリーズ」はなぜこれほど支持されるのか?
藤吉豊氏
小川 ランキングづけはどのテーマでも迷いますね。宮本さんにもアドバイスをいただきながら作業しています。
──逆にもっとも楽しいパートはどこですか。
小川 本を読むところでしょうか。やっぱり本が好きですし、自分の知識になっていく実感がありますから。それに、ランキングがパシッと決まった瞬間も楽しいですし......何より、藤吉と宮本さんとのチームでプロジェクトに取り組むこと自体がとても楽しいです。
藤吉 ライターなので、原稿執筆も楽しいのですが、いちばんは小川の原稿を読む瞬間かもしれません。1位から7位までは藤吉、8位から20位までは小川......というふうに担当を割り振って原稿を書いたあと、それぞれの原稿を交換してチェックするんです。事前に小川の担当パートを見て「ここは難しそうだ」と思うことがありますが、小川はどんなに難しい箇所もうまくまとめてきますね。
小川 私も同じです。「藤吉はこんなふうにまとめたんだ」「なるほど、こうすればいいのか」と勉強になります。
藤吉 そういう意味では、自分が書いた原稿に対する小川からのフィードバックを見る瞬間が一番ドキドキするかもしれません(笑)。
小川 お互いに手加減なしですからね(笑)。
「健康法」や「ChatGPT」はテーマにならない?
──文章術、話し方、勉強法、お金の増やし方と、毎回「これが知りたかった!」と思うテーマばかりです。どのように決めているんですか。
小川 宮本さんが提案してくださっていて、特に重視しているポイントは「需要の大きいテーマであること」と「ロングセラーから新刊まで、バランスよく100冊以上のベストセラーが刊行されていること」です。また、健康法のように、万人にとっての正解を見つけにくいものは避けています。
藤吉 実は1冊目を出版する前から「シリーズ展開していきましょう」と決まっていたわけではなくて、「文章術」が多くの方に読んでもらえたので、2冊目以降につながったんです。2冊目の「話し方」は、1冊目の「文章術」の中に “話し方” や “伝え方” に通ずるノウハウが多く含まれていたこともあり、自然とテーマが決まりました。
小川 そうでしたね。3冊目に「勉強法」をご提案いただいたのは、リスキリングが注目されていたタイミングでした。
制作に1年弱かかることを考慮すると、息の長いテーマでなければなりません。たとえばChatGPTは「100冊シリーズ」のテーマにはなりにくそうです。これも重要なポイントですよね。
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