NY外為市場=ドル全面安、週内の米指標に注目

ニューヨーク外為市場ではドルが全面安。米関税措置を巡る一段の情報が待たれる中、週内に発表される一連の米経済指標に注目が集まる。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク/ロンドン 28日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが全面安。米関税措置を巡る一段の情報が待たれる中、週内に発表される一連の米経済指標に注目が集まる。
今週は第1・四半期の国内総生産(GDP)や個人消費支出(PCE)価格指数、雇用統計などが発表され、トランプ大統領の打ち出す関税が実体経済に影響を及ぼしているかどうかが示される可能性がある。
マネーUSAのトレーディングディレクター、フアン・ペレス氏は「米国が単独の行動に出て、世界最大の経済大国としての影響力を使おうとする中、米経済が良好に推移するという信頼が揺らいでいることが引き続き主要な問題だ」と述べた。
終盤の取引で、ドル/円は1.1%安の142.10円。1日の下げとしては今月10日以来最大となる。
ユーロ/ドルは0.5%高の1.1419ドル。
ドル/スイスフランは0.7%安の0.8205フラン。
関税や米連邦準備理事会(FRB)議長解任の可能性などを巡るトランプ大統領の発言を受け、米資産への信頼が揺らいだことで、ドルは月間で昨年7月以来の大幅な下げを記録する勢いとなっている。一方、ユーロ/ドルは月間で約15年ぶりの大幅な上げを記録する見通し。
前出のペレス氏は、週内に発表される「指標によって相場が動く可能性はあるが、足元は貿易面での進展について何らかの手がかりを示すニュースに左右されるだろう」と述べた。
ベッセント米財務長官は28日、日本を含む主要貿易相手国との交渉が「非常に好調」に進んでおり、関税回避に向けた「非常に良い」提案がなされていると述べた。最初の貿易合意はインドとの間で締結される可能性が高いとの見通しも示した。
スペインとポルトガルで28日、大規模な停電が発生し、各地で交通機関がまひするなど大きな影響が出る中、ユーロ/ポンドは0.4%安の85.03ペンス。
米ドル/カナダドルは0.1%安の1.3836カナダドル。カナダでは28日に総選挙が実施される。
日銀が30日から2日間開く金融政策決定会合にも注目が集まる。金融政策は今回、現状を維持するとの見方が市場関係者の間では多い。
ドル/円 NY終値 142.01/142.02
始値 143.46
高値 143.54
安値 142.00
ユーロ/ドル NY終値 1.1421/1.1423
始値 1.1350
高値 1.1424
安値 1.1340
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