最良のフォーメーションとは? サッカーに学ぶ「人事戦略の極意」8カ条
WHAT CEOS CAN LEARN FROM THE WORLD CUP
2. 希少価値を理解すること。サッカー選手に左利きはめったにいない。だから数少ない左利きの選手を獲得して、最高の選手に育成することを心がければ、ライバルチームに対して大きな優位性を確保できるはずだ。同じように、組織に欠けているスペシャリストを採用して育成すれば、いざというときに重要な役割を果たしてくれるだろう。
3. 組織構造を重視すること。人材は重要だが全てではない。ブンデスリーガでは、戦い方に安定と柔軟性をもたらす4-5-1のフォーメーションが最強の結果をもたらす。ビジネスでも、組織構造をクリエーティブに考えることが重要になる。
4. アジェンダを設定して、チームをまとめ上げ、メンバーのモチベーションを高めること。この3つのプロセスを軽視してはいけない。コーチングやリーダーシップやマネジメントは重要な役割を果たす。
5. 常識に疑問を投げかけること。25年前、MLB(米大リーグ)で年俸は最低レベルで、成績も冴えないチームだったオークランド・アスレチックスは、新たにゼネラルマネジャー(GM)に就任したビリー・ビーンの下で大変身を遂げた。ビーンはデータを駆使して選手獲得戦略を大幅に見直し、極めて費用対効果の高いチームをつくり上げた。
経営者もデータを賢く活用すれば、それまで見えなかった人材獲得の可能性が見えてくるはずだ。

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