最新記事

BOOKS

『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』ほか、いまオススメの本を紹介

2022年12月21日(水)12時53分
flier編集部
平積みにされた書籍

bitterfly-iStock

<話題のビジネス書から、小説の書き方、幸せになる言葉の使い方まで──。各出版社がいま最も読んでほしい1冊を紹介>

各出版社の「これはぜひ推したい!」という本を揃えたコーナー、「出版社のイチオシ」です。フライヤーで要約をご紹介しきれない書籍の中で、各出版社のオススメを記事形式でご紹介します!
※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載(第82回第83回第84回より)です。

◇ ◇ ◇


2時間で丸わかり インボイスと消費税の基本を学ぶ
 著者:吉澤大
 出版社:かんき出版
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

「インボイス」って言葉を、最近、テレビCMなどで見かけますよね。その意味を一言でいえば、売り手が買い手に対して発行する「消費税の納税額の証明書」のこと。適格請求書とも呼ばれます。その導入が増税につながることから反対意見も根強く、ツイッターでは何度もトレンド入りしています。

インボイス制度が始まる令和5年(2023年)10月以降、売り手(請求書を渡す側)も買い手(もらう側)も大損する可能性が出てきます。では、適格請求書でないと、何が困るのか――。

買い手は、消費税納付で「自腹を切る」ことになります。このため、売り手は買い手から値引きを要求されたり、切り捨てられたりするかもしれません。ただし、どちらにも救済措置が用意されています。

インボイスは、年商1,000万円以下の小さな事業者やフリーランスとその取引先に大きな影響を与えます。本書は、売り手と買い手のそれぞれができるだけ損をしないための「あの手この手」をお伝えします。
(かんき出版 編集部 大西啓之)

プロだけが知っている小説の書き方
 著者:森沢明夫
 出版社:飛鳥新社
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

「小説を書いてみたい」

本好きなら、一度は思ったことがある人も多いのではないでしょうか。

本書では、数々のベストセラーを世に放ってきた著者が、実際に小説を書いている方から寄せられた「書き手目線」のお悩みにQ&A方式で回答します。

質問が「とにかくリアルで具体的」なので、その回答も推して知るべし。

いままで、すべての作家が「企業秘密」としてきた制作の裏側が、出し惜しみなく明かされています。

正直、「ここまで教えちゃっていいんですか?」と何度か確認してしまったほどです。

小説を書きたい方の必読の書となることはもちろん、そうでない方も、ぜひ本書を手に取ってみてください。

小説の読み方が180度変わります。もしかしたら、読み終えるころには「書きたい」という気持ちが芽生えるかもしれません。

著者が講師を務める小説講座では、実際に作家デビューした人もいます。この一冊で小説の書き方のすべてがわかる、「お値段以上」の内容だと自信をもってオススメします。
(飛鳥新社 編集部 中野晴佳)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

グーグルがブラウザ標準搭載契約見直し案、独禁法違反

ワールド

トランプ氏、CEA委員長にミラン氏指名 元財務省高

ワールド

ブラジル上院、ルラ政権による歳出削減計画関連の最終

ビジネス

CFPBが米大手3行提訴、送金アプリ詐欺で対応怠る
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:アサド政権崩壊
特集:アサド政権崩壊
2024年12月24日号(12/17発売)

アサドの独裁国家があっけなく瓦解。新体制のシリアを世界は楽観視できるのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 2
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 3
    おやつをやめずに食生活を改善できる?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    トランプ、ウクライナ支援継続で「戦況逆転」の可能…
  • 5
    【駐日ジョージア大使・特別寄稿】ジョージアでは今、…
  • 6
    「私が主役!」と、他人を見下すような態度に批判殺…
  • 7
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 8
    「オメガ3脂肪酸」と「葉物野菜」で腸内環境を改善..…
  • 9
    「スニーカー時代」にハイヒールを擁護するのは「オ…
  • 10
    「たったの10分間でもいい」ランニングをムリなく継続…
  • 1
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──ゼレンスキー
  • 4
    村上春樹、「ぼく」の自分探しの旅は終着点に到達し…
  • 5
    おやつをやめずに食生活を改善できる?...和田秀樹医…
  • 6
    女性クリエイター「1日に100人と寝る」チャレンジが…
  • 7
    【クイズ】アメリカにとって最大の貿易相手はどこの…
  • 8
    「どんなゲームよりも熾烈」...ロシアの火炎放射器「…
  • 9
    【駐日ジョージア大使・特別寄稿】ジョージアでは今、…
  • 10
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 1
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼンス維持はもはや困難か?
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    「炭水化物の制限」は健康に問題ないですか?...和田…
  • 8
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
  • 9
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 10
    2年半の捕虜生活を終えたウクライナ兵を待っていた、…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中