『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』ほか、いまオススメの本を紹介
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<話題のビジネス書から、小説の書き方、幸せになる言葉の使い方まで──。各出版社がいま最も読んでほしい1冊を紹介>
各出版社の「これはぜひ推したい!」という本を揃えたコーナー、「出版社のイチオシ」です。フライヤーで要約をご紹介しきれない書籍の中で、各出版社のオススメを記事形式でご紹介します!
※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載(第82回、第83回、第84回より)です。
『2時間で丸わかり インボイスと消費税の基本を学ぶ』
著者:吉澤大
出版社:かんき出版
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「インボイス」って言葉を、最近、テレビCMなどで見かけますよね。その意味を一言でいえば、売り手が買い手に対して発行する「消費税の納税額の証明書」のこと。適格請求書とも呼ばれます。その導入が増税につながることから反対意見も根強く、ツイッターでは何度もトレンド入りしています。
インボイス制度が始まる令和5年(2023年)10月以降、売り手(請求書を渡す側)も買い手(もらう側)も大損する可能性が出てきます。では、適格請求書でないと、何が困るのか――。
買い手は、消費税納付で「自腹を切る」ことになります。このため、売り手は買い手から値引きを要求されたり、切り捨てられたりするかもしれません。ただし、どちらにも救済措置が用意されています。
インボイスは、年商1,000万円以下の小さな事業者やフリーランスとその取引先に大きな影響を与えます。本書は、売り手と買い手のそれぞれができるだけ損をしないための「あの手この手」をお伝えします。
(かんき出版 編集部 大西啓之)
『プロだけが知っている小説の書き方』
著者:森沢明夫
出版社:飛鳥新社
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「小説を書いてみたい」
本好きなら、一度は思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
本書では、数々のベストセラーを世に放ってきた著者が、実際に小説を書いている方から寄せられた「書き手目線」のお悩みにQ&A方式で回答します。
質問が「とにかくリアルで具体的」なので、その回答も推して知るべし。
いままで、すべての作家が「企業秘密」としてきた制作の裏側が、出し惜しみなく明かされています。
正直、「ここまで教えちゃっていいんですか?」と何度か確認してしまったほどです。
小説を書きたい方の必読の書となることはもちろん、そうでない方も、ぜひ本書を手に取ってみてください。
小説の読み方が180度変わります。もしかしたら、読み終えるころには「書きたい」という気持ちが芽生えるかもしれません。
著者が講師を務める小説講座では、実際に作家デビューした人もいます。この一冊で小説の書き方のすべてがわかる、「お値段以上」の内容だと自信をもってオススメします。
(飛鳥新社 編集部 中野晴佳)